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トヨタ

プリウスの故障・持病

症状を選ぶと、まず疑う部品・見分け方・修理費の目安が見られます。

エンジン 20系 1.5L ハイブリッド

エンジン 30系 1.8L ハイブリッド

エンジン 初代(10・11系) 1.5L ハイブリッド

この車で多い故障(部品別)

集めた整備事例165件のうち、どの部品が原因・交換になったかの割合です。走っている台数あたりの故障率ではありません。

30系 1.8L ハイブリッドで多い故障(89件)
20系 1.5L ハイブリッドで多い故障(35件)
初代(10・11系) 1.5L ハイブリッドで多い故障(16件)
50系 1.8L ハイブリッドで多い故障(12件)
  • ドライブシャフト3件 25%
    主な症状: 曲がるときカリカリ・カタカタ音
  • テールランプ3件 25%
    主な症状: ランプ内側の曇り
  • ブレーキパッド1件 8%
    主な症状: ブレーキ時のキーキー音
  • 排気熱回収器1件 8%
    主な症状: 冷却水漏れ・減る
  • 燃料タンク・サクションチューブ1件 8%
  • メーターパネル・基板1件 8%
60系 2.0L ハイブリッドで多い故障(5件)

ハイブリッド機構の寿命の目安(事例の走行距離から)

駆動用バッテリーやインバーターなどが原因・交換になった事例の、そのときの走行距離です。「平均寿命」そのものではなく、交換に至った距離の中央値と幅(10〜90%)です。

部品国内の事例海外の事例
駆動用バッテリー(HVバッテリー)中央値 126,000km(46,000〜172,000km、8件)中央値 246,000km(174,000〜315,000km、6件)
インバーター(ハイブリッド)中央値 91,000km(52,000〜130,000km、6件)中央値 64,000km(21,000〜149,000km、4件)
ブレーキアクチュエータ(ハイブリッド)中央値 200,000km(53,000〜245,000km、10件)中央値 168,000km(107,000〜250,000km、40件)
ブレーキブースター中央値 187,000km(161,000〜255,000km、6件)中央値 185,000km(69,000〜257,000km、9件)
ハイブリッド用ウォーターポンプ(インバーター冷却)中央値 156,000km(99,000〜280,000km、11件)中央値 189,000km(65,000〜257,000km、4件)
DC-DCコンバーター距離の記載がある事例が少ない中央値 200,000km(102,000〜257,000km、6件)
ハイブリッドトランスアクスル距離の記載がある事例が少ない中央値 138,000km(118,000〜155,000km、3件)
補機バッテリー(ハイブリッド車の12V)中央値 45,000km(9,000〜91,000km、4件)中央値 127,000km(82,000〜201,000km、3件)

距離が書かれていない事例は含みません。使い方(短距離の繰り返し・高速の長距離)や気候で大きく変わります。

海外仕様との違い

生産工場は国内向けと同じ

海外向けも日本製(堤(愛知))で、エンジンやハイブリッド機構などの主要部品は国内向けと共通です。米国の申告データに付くVIN11,161件のうち97%が日本製を示す「J」始まりでした。

  • 米国向けプリウスも日本(堤工場)製で、HVバッテリー・インバーター・ブレーキアクチュエータ・EGRといった主要部品は国内向けと同じです。
  • 違うのは燃料(米国はE10ガソリン)、排ガス規制、走行距離の伸び方(長距離通勤や配車サービスで距離が伸びやすい)と気候です。
  • 国内では走行距離が伸びる前に中古輸出される車が多く、距離が伸びてから出る持病(例: 30系のヘッドガスケット)は海外の申告で先に目立ちます。国内でも距離が伸びた車では同じ見方が要ります。
  • 米国は申告の窓口(NHTSA)と大きなオーナー掲示板があるため件数が多く出ます。件数の多さ=壊れやすさではありません。

海外で多い故障(部品別)

海外の事例1594件のうち、どの部品が原因・交換になったかの割合です。国内の集計とは別に数えています。