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トヨタエンジン 初代(10・11系) 1.5L ハイブリッド

プリウス(初代)でハンドルが激しく振動する・勝手に動く

走行を控えて点検
1位パワーステアリング(ポンプ・モーター)100%
整備工場のひとこと(監修:株式会社たま)

初代の電動パワステは制御が古く、振動や勝手な動きが出たらギアボックスごと。部品の入手性を先に確認する。

まず疑うのは電動パワーステアリング(ステアリングギアボックス)です。初代プリウス(10・11系)で、ハンドルが激しく振動する、勝手に左右に動く、重くなる、という申告はすべてこの部品に行き着いています。20年以上前の車なので、部品の入手も含めて早めに相談を。

全国の整備事例9件を集計海外の事例 8件(別集計)

疑う順

修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。

1位パワーステアリング(ポンプ・モーター)9件 100%
見分け方(自分で確認できること)
ハンドルを大きく切ったときに左右に細かく振れる、Uターンで激しく振動する、直進に戻らない、対向車線側に取られる。
放置するとどうなる
操縦不能になった例があります。出たら乗らないでください。
出やすい年式・距離
1998〜2001年式、走行 65,600〜154,000km(中央値 85,000km)。1998〜2002年式、走行8万km前後から報告があります。

確定は点検で。ハンドルのアシストの出方を診断機で見れば分かります。

よくある質問

部品はまだある?
年式が古いので新品が出ないことがあります。中古やリビルトの手配を含めて相談してください。

海外仕様との違い

生産工場は国内向けと同じ

海外向けも日本製(堤(愛知))で、エンジンやハイブリッド機構などの主要部品は国内向けと共通です。

くわしく(燃料・規制・使い方の違い)
  • 米国向けプリウスも日本(堤工場)製で、HVバッテリー・インバーター・ブレーキアクチュエータ・EGRといった主要部品は国内向けと同じです。
  • 違うのは燃料(米国はE10ガソリン)、排ガス規制、走行距離の伸び方(長距離通勤や配車サービスで距離が伸びやすい)と気候です。
  • 国内では走行距離が伸びる前に中古輸出される車が多く、距離が伸びてから出る持病(例: 30系のヘッドガスケット)は海外の申告で先に目立ちます。国内でも距離が伸びた車では同じ見方が要ります。
  • 米国は申告の窓口(NHTSA)と大きなオーナー掲示板があるため件数が多く出ます。件数の多さ=壊れやすさではありません。

事例(こうだったから、こうして直った)

集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。

他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。

型式・年式走行他の症状原因・交換した部品費用出典
NHW11 2002年式71,900km—パワーステアリング(ポンプ・モーター)—国交省
NHW10 1998年式130,000kmパワーステアリング警告灯点灯パワーステアリング(ポンプ・モーター)—国交省
NHW1167,000km—パワーステアリング(ポンプ・モーター)—国交省
NHW10 1998年式68,000km—パワーステアリング(ポンプ・モーター)—国交省
NHW11 2001年式120,000km—パワーステアリング(ポンプ・モーター)—国交省
NHW10 1999年式85,000kmハンドルが重いパワーステアリング(ポンプ・モーター)—国交省
NHW10 1999年式91,000km—パワーステアリング(ポンプ・モーター)—国交省
NHW10 1998年式60,000km—パワーステアリング(ポンプ・モーター)—国交省
NHW10250,000kmハンドルが取られる・まっすぐ走らないパワーステアリング(ポンプ・モーター)—国交省
海外の事例 8件を見る
型式・年式走行他の症状原因・交換した部品費用出典
NHW11 2003年式——ステアリングインターミディエイトシャフト、ブレーキパッド、ブレーキローター(ディスク)—米NHTSA
NHW11 2002年式——ステアリングインターミディエイトシャフト、パワーステアリング(ポンプ・モーター)—米NHTSA
NHW11 2002年式—ハンドルが重いパワーステアリング(ポンプ・モーター)—米NHTSA
NHW11 2001年式—加速しない・パワーが出ないパワーステアリング(ポンプ・モーター)—米NHTSA
NHW11 2003年式—ブレーキ時のゴーゴー・ゴリゴリ音ステアリングインターミディエイトシャフト—米NHTSA
NHW11 2001年式——ステアリングインターミディエイトシャフト—米NHTSA
NHW11 2002年式——DC-DCコンバーター、パワーステアリング(ポンプ・モーター)—米NHTSA
NHW11 2001年式——ステアリングインターミディエイトシャフト—米NHTSA

費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。

出典

「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成

本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。

監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-11 更新日:2026-09-13

本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。