トヨタエンジン 20系 1.5L ハイブリッド
プリウス(20系)でABS・横滑り警告灯点灯
20系プリウスでABS・VSC・ブレーキの警告灯が同時に点く。米国の申告では「ブレーキアクチュエータ」の交換がほとんどで、他の部品は少数です。
国内の事例は2件で、まだ集計に足りません海外の事例 52件(別集計)(米国 52件)
疑う順(海外の事例から)
海外の事例52件を、国内の事例とは別に数えたものです。申告データを語の一致で分類しているため、順位は参考としてご覧ください。燃料・規制・使い方が違うので、国内の順位とそのまま比べられません。
1位ブレーキアクチュエータ(ハイブリッド)40件 68%
- 見分け方(自分で確認できること)
- 警告灯3つが同時に点き、ペダルが硬い・深いなど感触が変わる。始動時のポンプ音が長い。
- 放置するとどうなる
- 制動の補助が弱くなる。走行距離が伸びた車ほど出やすい。
- 修理費の目安
- 海外の事例の費用は通貨・工賃が違うため載せていません。
- 出やすい年式・距離
- 2005〜2009年式、走行 168,849〜237,810km(中央値 223,651km)。2004〜2009年式で、距離が伸びた車に集中。
2位ブレーキペダルストロークセンサー・圧力センサー2件 3%
- 見分け方(自分で確認できること)
- ペダルの踏み込みと制動が合わない申告。
- 修理費の目安
- 海外の事例の費用は通貨・工賃が違うため載せていません。
3位エンジン制御コンピューター2件 3%
- 見分け方(自分で確認できること)
- 申告文で「コンピューター」とだけ書かれたもの。実際はブレーキ制御側のことが多い。
- 修理費の目安
- 海外の事例の費用は通貨・工賃が違うため載せていません。
4位ヘッドライトバルブ2件 3%
- 見分け方(自分で確認できること)
- 同じ申告に別の不具合が併記されたもので、警告灯とは無関係。
- 修理費の目安
- 海外の事例の費用は通貨・工賃が違うため載せていません。
5位ハイブリッド用ウォーターポンプ(インバーター冷却)2件 3%
- 見分け方(自分で確認できること)
- ハイブリッド警告が同時に出るなら別系統。
- 修理費の目安
- 海外の事例の費用は通貨・工賃が違うため載せていません。
警告灯が同時に点いたら点検を。
海外仕様との違い
生産工場は国内向けと同じ
海外向けも日本製(堤(愛知))で、エンジンやハイブリッド機構などの主要部品は国内向けと共通です。米国の申告データに付くVIN11,161件のうち97%が日本製を示す「J」始まりでした。
- 米国向けプリウスも日本(堤工場)製で、HVバッテリー・インバーター・ブレーキアクチュエータ・EGRといった主要部品は国内向けと同じです。
- 違うのは燃料(米国はE10ガソリン)、排ガス規制、走行距離の伸び方(長距離通勤や配車サービスで距離が伸びやすい)と気候です。
- 国内では走行距離が伸びる前に中古輸出される車が多く、距離が伸びてから出る持病(例: 30系のヘッドガスケット)は海外の申告で先に目立ちます。国内でも距離が伸びた車では同じ見方が要ります。
- 米国は申告の窓口(NHTSA)と大きなオーナー掲示板があるため件数が多く出ます。件数の多さ=壊れやすさではありません。
出典
「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成
本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。
監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-11 更新日:2026-09-11
本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。

20系のアクチュエータは米国で保証延長の対象になった部品。国内でも距離が伸びた個体で同じ症状が出ます。