N-BOX(S07B-JF3)でエンジン警告灯(チェックランプ)点灯
まず疑うのはエンジン制御コンピューター(エンジンを動かす指示を出す装置)で、集めた事例ではここがいちばん多く挙がっています。次にスパークプラグ(火花を飛ばす部品)、そして排気ガスケット・遮熱板、燃料ポンプ、ヘッドガスケットと続きます。同じエンジン警告灯でも、点いたときに走りが変わったか(震える、力が出ない、音が大きくなった)で見る方向が変わります。まずは警告灯の絵柄がエンジンの形かどうか、点いたままか点滅かを確かめてください。
疑う順
修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。
- 見分け方(自分で確認できること)
- 走り方は普段と大きく変わらないのに警告灯が点いたまま消えない、複数の警告灯が同時に点く、エンジンを掛け直すと一度消えてまた点く、といった出方が手がかりです。アイドリングが落ち着かない、始動に少し手間取る、といった変化が一緒に出ることもあります。点灯した日の天候や、直前に何をしていたか(雨天走行、洗車、長距離のあとなど)を覚えておくと役に立ちます。
- 放置するとどうなる
- 指示が安定しないまま走ることになり、力が出ない状態や再始動できない状態が出ることがあります。ほかの部品の傷みに気づきにくくなることもあります。
- 出やすい年式・距離
- 2018年式。同じ年式帯に集中して挙がっている傾向があります。
- 見分け方(自分で確認できること)
- 信号待ちで車体が小刻みに揺れる、発進や加速のときに一瞬もたつく、といった変化と一緒に警告灯が点くことが多いです。警告灯が点滅する場合は燃え残りが出ているサインで、アクセルを踏んだときに震えが強くなるかを見てください。燃費が以前より落ちた、朝一番の始動だけ様子がおかしい、というのも手がかりです。
- 放置するとどうなる
- 震えたまま走ると燃え残った燃料が排気側に流れ、排気をきれいにする部品を傷めることがあります。走行中に力が出ない場面が増えることもあります。
その他の事例(各1件): 排気ガスケット・遮熱板、燃料ポンプ、ヘッドガスケット
ここに挙げたのは疑う順番の目安です。同じエンジン警告灯でも、点いている理由は車ごとに違います。点いた絵柄と、そのときの走りの様子を伝えたうえで、確定は点検で。
よくある質問
- 警告灯が点いたまま走っても大丈夫ですか。
- 点いたままで、走りに変化がなければ、すぐ路肩に停める必要はないことが多いです。ただし早めの点検をおすすめします。点滅している、力が出ない、震える、水温計が高め、というときは無理に走らず安全な場所に停めてご相談ください。
- エンジンを掛け直したら消えました。もう平気ですか。
- 消えても、記録は車の中に残っていることがあります。同じ条件で再び点くことも多いので、点いたときの状況(速度、天候、走りの変化)を控えておき、次の点検で伝えてください。
- この状態で車検は通りますか。
- エンジン警告灯が点いたままだと、そのままでは通らない扱いになります。車検の前に点いた理由を確認しておくと、日程に余裕が持てます。
- 修理にはどのくらいかかりますか。
- 点いている理由によって変わります。部品の交換で当日中に終わることもあれば、部品の取り寄せや分解が必要で日数がかかることもあります。まずは点検で範囲を絞ってからのご案内になります。
事例(こうだったから、こうして直った)
集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。
他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。
| 型式・年式 | 走行 | 他の症状 | 原因・交換した部品 | 費用 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|
| JF4 2018年式 | 59,600km | 走行中のハンドル・車体の振動、失火・ガクガクする、走行不能・走れない | エンジン制御コンピューター | — | 国交省 |
| JF3 2018年式 | — | 加速しない・パワーが出ない | エンジン制御コンピューター | — | 国交省 |
| JF3 2022年式 | 10,637km | 加速しない・パワーが出ない、警告灯が複数・全部つく、失火・ガクガクする | スワールコントロールバルブ | — | 国交省 |
| JF3 2018年式 | 46,000km | 失火・ガクガクする | エンジン制御コンピューター | — | 国交省 |
| JF3 2017年式 | 35,300km | エンスト・走行中に止まる | 燃料ポンプ | — | 国交省 |
| JF4 2018年式 | 26,800km | 焦げ臭い・ゴム臭い、失火・ガクガクする | 排気ガスケット・遮熱板、ヘッドガスケット | — | 国交省 |
| JF3 2018年式 | — | — | スパークプラグ(未解決) | — | 国交省 |
| JF3 2018年式 | 13,000km | 警告灯が複数・全部つく、失火・ガクガクする | スパークプラグ | — | 国交省 |
費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。
自分で直す人向け: 部品を探す
1位の部品名で検索します。適合は型式・類別で必ず確認してください。
出典
「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成
本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。
監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-12 更新日:2026-09-12
本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。
