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ホンダエンジン S07B-JF3

N-BOX(S07B-JF3)でエンスト・走行中に止まる

走行を控えて点検
1位燃料ポンプ59%2位スターターモーター12%3位ボディパネル・車体6%

まず疑うのは燃料ポンプ(ガソリンをエンジンへ送る部品)です。N-BOXで「走行中に止まる・エンストする」という申告では、ここが大きく偏って多く挙がっています。次にスターターモーター、そのあとに車体側の事案、EGRバルブ、エンジン制御コンピューターと続きます。止まる前に息つきや揺れがあったか、何の前ぶれもなくスッと力が抜けたか、そして止まったあとに再始動できたかどうかで、疑う方向が変わります。

全国の整備事例15件を集計
他のエンジン・全体全エンジン28件S07A13件

疑う順

修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。

1位燃料ポンプ10件 59%
見分け方(自分で確認できること)
前ぶれがほとんどなく、走行中に急に力が抜けて止まるのが特徴です。止まったあとセルは元気に回るのにエンジンがかからない、しばらく置くとまたかかって普通に走れてしまう、という出方も手がかりになります。エンジンをかける前にキーやスイッチを入れた瞬間、後席の足元あたりから聞こえていた「ウィーン」という短い作動音が弱い、または聞こえないかを静かな場所で確かめてみてください。暑い日や、燃料の残りが少ないときに出やすいという声もあります。
放置するとどうなる
同じ止まり方を繰り返すようになり、交差点や高速道路で動けなくなることがあります。再始動できずレッカーになる場合もあります。
出やすい年式・距離
2017〜2019年式、走行 21,420〜40,700km(中央値 34,778km)。初度登録からの年数がまだ浅い個体、走行距離もそれほど伸びていない個体で挙がっているのが特徴です。
2位スターターモーター2件 12%
見分け方(自分で確認できること)
エンジンをかけるときに「カチッ」と鳴るだけで回らない、回り方が弱々しい、といった始動側の変化が手がかりです。N-BOXはアイドリングストップで信号待ちにエンジンが止まりますが、そこから再始動せずに止まったままになると「走行中に止まった」と感じられることがあります。ブレーキから足を離したときの復帰が最近もたつく、朝一番だけ一発でかからない、という覚えがないか思い出してみてください。
放置するとどうなる
かかるときとかからないときが混ざるようになり、出先で発進できなくなることがあります。

その他の事例(各1件): ボディパネル・車体、EGRバルブ、エンジン制御コンピューター

ここに挙げたのは、症状から絞り込むための疑う順番の目安です。同じ「走行中に止まる」でも、絡んでいる箇所は車ごとに違います。止まったときの状況と警告灯の出方を伝えたうえで、確定は点検で。

よくある質問

止まったあと、かかったので乗り続けても大丈夫ですか
おすすめしません。かかったり止まったりを繰り返すタイプの不調は、交差点や高速道路など止まって困る場所で出ることがあります。自走できるうちに、止まったときの状況(前ぶれの有無、警告灯、再始動できたか)を控えて点検に出してください。
修理にはどのくらいかかりますか
どこに原因があるかで変わります。部品の在庫があれば短く済むこともあれば、症状が出たり出なかったりする場合は状態を再現させる時間が必要です。まずは点検の予約時に「走行中に止まった」ことを伝えておくと段取りが早くなります。
この状態で車検は通りますか
車検は検査の時点の状態で判断されます。ただ、走行中に止まる症状が残ったままでは安心して乗れません。車検とは切り離して、先に原因の切り分けをしておくことをおすすめします。
リコールや保証で直る可能性はありますか
対象になっている場合があります。車検証の車台番号があれば、メーカーの公式サイトや販売店の窓口で対象かどうかを確認できます。点検の前に調べておくと話が早いです。

事例(こうだったから、こうして直った)

集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。

他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。

型式・年式走行他の症状原因・交換した部品費用出典
JF3 2018年式34,204kmエンジンがかからない(セルが回らない)、走行不能・走れないスターターモーター国交省
JF3 2019年式21,600km失火・ガクガクするEGRバルブ、燃料ポンプ国交省
JF4 2018年式28,000kmエンジンがかからない(セルが回らない)燃料ポンプ国交省
JF4 2018年式65,000kmエンジンがかからない(セルが回らない)燃料ポンプ国交省
JF3 2019年式36,852km燃料ポンプ国交省
JF3 2017年式68,700kmスターターモーター国交省
JF3 2017年式19,800km燃料ポンプ国交省
JF3 2019年式29,000km加速しない・パワーが出ない、エンジンからカンカン・ノッキング音燃料ポンプ国交省
JF3 2019年式36,800km加速しない・パワーが出ない、エンジンがかからない(セルが回らない)燃料ポンプ国交省
JF3 2017年式34,255km失火・ガクガクする、警告灯点灯(種類不明)、バッテリー警告灯点灯、エンジンがかからない(セルが回らない)燃料ポンプ国交省
JF3 2017年式35,300kmエンジン警告灯(チェックランプ)点灯燃料ポンプ国交省
JF3 2019年式38,000km燃料ポンプ国交省
JF3 2019年式ボディパネル・車体、イグニッションスイッチ国交省
JF3 2018年式49,037kmヒューズ・リレー国交省
JF3 2018年式エンジンがかからない(セルが回らない)エンジン制御コンピューター(未解決)国交省

費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。

出典

「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成

本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。

監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-12 更新日:2026-09-12

本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。