日本語English 本ページは広告を含みます
ホンダエンジン S07A

N-BOX(S07A)でエンスト・走行中に止まる

走行を控えて点検
1位スターターモーター31%2位EGRバルブ15%3位燃料ポンプ15%

まず疑うのはスターターモーター(エンジンを回し始める部品)で、集めた事例ではここがいちばん多く挙がっています。次にEGRバルブ(排気の一部をエンジンに戻す弁)、燃料ポンプ、スパークプラグが同数で並び、その先にカム角センサーが続きます。エンストと一口に言っても、止まったあとに再び掛かるのか掛からないのか、信号待ちで静かに落ちるのか走行中に急に力が抜けるのかで、疑う方向が変わります。

全国の整備事例13件を集計
他のエンジン・全体全エンジン28件S07B-JF315件

疑う順

修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。

1位スターターモーター4件 31%
見分け方(自分で確認できること)
止まったあと、もう一度エンジンを掛けようとしたときの様子が手がかりです。キーやスイッチを操作しても「カチッ」と鳴るだけで回らない、ウィーンと空回りするような音がする、何度か試すと急に掛かる、といった出方をします。アイドリングストップから復帰するときにいつもと違う音がする、掛かりだしが重い日がある、というのも見ておいてください。
放置するとどうなる
止まったあとに再始動できず、その場から動かせなくなることがあります。掛かりにくいまま繰り返すと、バッテリーの消耗も進みます。
出やすい年式・距離
2013〜2015年式、走行 47,741〜64,560km(中央値 55,568km)。初度登録から年数が経った個体、走行距離が伸びた個体で挙がりやすい傾向です。
2位EGRバルブ2件 15%
見分け方(自分で確認できること)
信号待ちや減速して停まる直前など、回転が下がる場面で落ちるように止まるのが特徴です。止まる前にアイドリングがふらつく、車体が小刻みに揺れる、エンジンの警告灯が点く、といった変化を伴うことがあります。短い距離の走行が続いたあとに出やすいかどうかも思い出してみてください。
放置するとどうなる
アイドリングが不安定な状態が続き、止まる回数が増えることがあります。燃え方が乱れたままだと排気側の部品にも負担がかかります。
3位燃料ポンプ2件 15%
見分け方(自分で確認できること)
走行中にスーッと力が抜けて止まる、加速の途中で息つきするように失速する、という出方が手がかりです。止まったあと少し時間を置くと掛かる、燃料が少ないときに出やすい、後席の下あたりからいつもと違う作動音がする、といった点も見てください。
放置するとどうなる
走行中に止まる場面が増え、交差点や合流で動けなくなることがあります。
4位スパークプラグ2件 15%
見分け方(自分で確認できること)
止まる前にガクガクとした震えやもたつきが出ることが多いです。信号待ちのアイドリングが不安定、アクセルを踏んだときに一瞬つながらない、エンジンの警告灯が点いたり点滅したりする、といった前ぶれも手がかりになります。止まってもすぐ掛かり直せることが多く、様子見になりやすいのが特徴です。
放置するとどうなる
燃え残った燃料が排気側に流れ、触媒(排気をきれいにする部品)を傷めることがあります。震えたまま乗ると止まる回数も増えます。

その他の事例(各1件): カム角センサー

ここに挙げたのは、症状から絞り込むための疑う順番の目安です。同じ「止まる」でも、関わっている箇所は車ごとに違います。止まったときの状況(前ぶれの有無、速度、警告灯、すぐ再始動できたか)を伝えてください。確定は点検で。

よくある質問

エンストしたあと掛かったのですが、そのまま乗って大丈夫ですか。
一度掛かっても、同じ止まり方を繰り返すことが多い症状です。交差点や高速道路で止まると危険なので、掛かるうちに早めに点検を受けてください。止まった場所や速度、警告灯が点いたかを控えておくと切り分けが早くなります。
止まったその場でできることはありますか。
まずハザードを出し、安全な場所へ寄せてください。再始動を何度も試すとバッテリーが弱り、かえって動かせなくなることがあります。掛からないときは無理をせず、ロードサービスや整備工場へ連絡するのが確実です。
エンジンの警告灯が点いていませんが、それでも不具合はありますか。
警告灯が点かないまま止まることもあります。逆に、点いていた灯が走っているうちに消えることもあります。灯の有無だけでは判断できないので、止まったときの状況と合わせて見ていきます。
この症状のままで車検は通りますか。
車検は検査時点の状態で判断されるため、そのとき正常に動いていれば通ることもあります。ただし通る・通らないと、安全に乗れるかどうかは別の話です。止まる症状が出ているなら、車検の前に点検しておくことをおすすめします。

事例(こうだったから、こうして直った)

集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。

他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。

型式・年式走行他の症状原因・交換した部品費用出典
JF1 2014年式90,000kmEGRバルブ国交省
JF1 2012年式70,788kmエンジンがかからない(セルが回らない)燃料ポンプ国交省
JF1 2015年式45,000kmスターターモーター国交省
JF1 2016年式76,100km燃料ポンプ国交省
JF1 2014年式67,800km加速しない・パワーが出ないスターターモーター国交省
JF1 2015年式54,136kmエンジンがかからない(セルが回らない)スターターモーター国交省
JF1 2014年式52,000kmECU(コンピューター)国交省
JF1 2014年式53,000kmスロットルボディ国交省
JF1 2012年式57,000kmイグニッションスイッチ、スターターモーター国交省
JF1 2015年式67,000kmスパークプラグ国交省
JF1 2015年式82,100kmEGRバルブ国交省
JF1 2014年式エンジン警告灯(チェックランプ)点灯、走行中のハンドル・車体の振動、加速しない・パワーが出ないスパークプラグ国交省
JF1 2012年式62,000kmカム角センサー国交省

費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。

出典

「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成

本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。

監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-12 更新日:2026-09-12

本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。