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トヨタ

プリウスでナビ・メーターが再起動する・消える

様子を見ながら点検
1位メーターパネル・基板43%2位ECU(コンピューター)29%3位ヒューズ・リレー14%

まず疑うのはメーターパネル・基板です。国内の事例では表示そのものを出している部分の不具合が一番多く、次にECU(車のコンピューター)、そしてヒューズ・リレー、ハイブリッド用ウォーターポンプ(インバーターを冷やす部品)と続きます。切り分けの手がかりは「消えるのはメーターだけか、ナビや他の表示も一緒か」「しばらくすると戻るか」です。

全国の整備事例6件を集計海外の事例 29件(別集計)
エンジン別に見る20系 1.5L ハイブリッド0件

疑う順

修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。

1位メーターパネル・基板3件 43%
見分け方(自分で確認できること)
速度やシフトの表示だけが暗くなり、エアコンやオーディオは生きている、という出方が典型です。走行中に消えたり点いたりを繰り返す、段差を越えたときに症状が出る、エンジンをかけ直すと一度は戻る、といった点も手がかりになります。消える範囲をスマホで撮っておくと伝えやすいです。
放置するとどうなる
速度や燃料の残りが分からないまま走ることになります。消えたときに始動できない、電源が切れないという申告もあります。
2位ECU(コンピューター)2件 29%
見分け方(自分で確認できること)
メーターだけでなくナビ、エアコンの表示まで同時に落ちて、また立ち上がる。復帰したあとに時計やオーディオの設定が初期化されている。再起動のあとに警告灯が残る。こうしたときは一つの表示部品ではなく、制御している側の可能性が上がります。
放置するとどうなる
再起動の頻度が増えると、走行中に他の制御まで不安定になることがあります。

その他の事例(各1件): ヒューズ・リレー、ハイブリッド用ウォーターポンプ(インバーター冷却)

ここに挙げたのは疑う順番の目安です。同じ「消える」でも、範囲と出方で見る場所が変わります。確定は点検で。

よくある質問

再起動しても普通に走れています。そのまま乗って大丈夫ですか。
短い距離なら走れることが多いですが、症状は繰り返すのが普通です。速度表示が消えている間は速度が分からず、夜間や高速では危険が増えます。早めに点検を受けてください。
消えるのはメーターだけのときと、ナビも一緒のときがあります。違いはありますか。
大きな手がかりになります。メーター周りだけなら表示部品側、ナビやエアコンまで同時に落ちるなら電源や制御側を先に見ます。どちらのパターンが多いかをメモして伝えてください。
この状態で車検は通りますか。
速度計や警告灯が正しく表示されないと、そのままでは通らない場合があります。点検で症状の出方を確認してから、車検前に直しておくのが確実です。
整備工場に行く前に自分でできることはありますか。
症状が出た時間帯、消えた範囲、戻るまでの長さを記録しておくと切り分けが早まります。ハイブリッド車の12Vの補機バッテリーを最近替えたかどうかも、あわせて伝えてください。

海外仕様との違い

生産工場は国内向けと同じ

海外向けも日本製(堤(愛知))で、エンジンやハイブリッド機構などの主要部品は国内向けと共通です。

くわしく(燃料・規制・使い方の違い)
  • 米国向けプリウスも日本(堤工場)製で、HVバッテリー・インバーター・ブレーキアクチュエータ・EGRといった主要部品は国内向けと同じです。
  • 違うのは燃料(米国はE10ガソリン)、排ガス規制、走行距離の伸び方(長距離通勤や配車サービスで距離が伸びやすい)と気候です。
  • 国内では走行距離が伸びる前に中古輸出される車が多く、距離が伸びてから出る持病(例: 30系のヘッドガスケット)は海外の申告で先に目立ちます。国内でも距離が伸びた車では同じ見方が要ります。
  • 米国は申告の窓口(NHTSA)と大きなオーナー掲示板があるため件数が多く出ます。件数の多さ=壊れやすさではありません。

事例(こうだったから、こうして直った)

集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。

他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。

型式・年式走行他の症状原因・交換した部品費用出典
NHW20 2004年式181,569km走行不能・走れない、走行中に電源が落ちる・システム停止ハイブリッド用ウォーターポンプ(インバーター冷却)、ヒューズ・リレー国交省
ZVW50 2017年式8,300kmライト・ランプが点かない、エンジン警告灯(チェックランプ)点灯メーターパネル・基板(未解決)国交省
ZVW30メーターパネル・基板国交省
ZVW30 2010年式164,500kmメーターパネル・基板国交省
NHW20 2008年式189,399kmECU(コンピューター)国交省
NHW20 2009年式136,000kmエンスト・走行中に止まるECU(コンピューター)国交省
海外の事例 29件を見る
型式・年式走行他の症状原因・交換した部品費用出典
NHW20 2008年式水温警告灯・オーバーヒート、ブレーキの引きずり・タイヤがロックハイブリッド用ウォーターポンプ(インバーター冷却)、メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2004年式ブレーキアクチュエータ(ハイブリッド)、メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2008年式燃料タンク・サクションチューブ米NHTSA
NHW20 2007年式139,983kmブレーキアクチュエータ(ハイブリッド)米NHTSA
NHW20 2008年式走行中に電源が落ちる・システム停止メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2008年式メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2005年式メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2007年式走行中に電源が落ちる・システム停止メーターパネル・基板米NHTSA
ZVW30 2011年式ブレーキアクチュエータ(ハイブリッド)米NHTSA
NHW20 2008年式メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2007年式メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2009年式走行中に電源が落ちる・システム停止メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2009年式メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2007年式メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2007年式メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2006年式メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2006年式走行中に電源が落ちる・システム停止、冷却水漏れ・減る、走行不能・走れない補機バッテリー(ハイブリッド車の12V)、ハイブリッド用ウォーターポンプ(インバーター冷却)、メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2007年式走行中に電源が落ちる・システム停止メーターパネル・基板、ヒューズ・リレー米NHTSA
NHW20 2007年式メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2006年式走行不能・走れない補機バッテリー(ハイブリッド車の12V)、メーターパネル・基板米NHTSA
ZVW30 2010年式メーターパネル・基板、燃料タンク・サクションチューブ米NHTSA
NHW20 2006年式メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2006年式メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2008年式メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2006年式走行中に電源が落ちる・システム停止メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2008年式メーターパネル・基板米NHTSA
NHW20 2006年式走行中に電源が落ちる・システム停止燃料タンク・サクションチューブ米NHTSA
NHW20 2005年式エンジンがかからない(セルが回らない)補機バッテリー(ハイブリッド車の12V)、ヒューズ・リレー米NHTSA
NHW20 2008年式走行中に電源が落ちる・システム停止駆動用バッテリー(HVバッテリー)、メーターパネル・基板米NHTSA

費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。

出典

「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成

本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。

監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-12 更新日:2026-09-12

本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。