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日産エンジン MR20DD-C26

セレナ(MR20DD-C26)でエンスト・走行中に止まる

走行を控えて点検
1位オルタネーター(発電機)54%2位CVT(無段変速機)20%3位エアコンコンプレッサー8%

まず疑うのはオルタネーター(発電機)です。セレナで走行中にエンストするという訴えでは、発電が止まって電気が足りなくなるパターンが最も多く挙がっています。次にCVT(無段変速機)、そしてエアコンコンプレッサー、タイミングチェーン、ファンベルト・補機ベルトと続きます。止まる直前にメーターの警告灯が点いたか、ヘッドライトが暗くなったか、それとも前ぶれなく力が抜けたかで、疑う方向が変わります。

全国の整備事例59件を集計
他のエンジン・全体全エンジン106件

疑う順

修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。

1位オルタネーター(発電機)32件 54%
見分け方(自分で確認できること)
止まる少し前に、バッテリーの形をした赤い警告灯が点く、ヘッドライトやメーターの明かりが暗くなる、パワーウィンドウの動きが鈍る、といった「電気が弱い」サインが出ることが多いです。エアコンの効きや送風が弱くなる、オーディオが勝手に切れる、という出方も手がかりになります。一度止まると再始動できない、または一度はかかってもすぐまた止まる、というのも特徴です。エンジンルームの奥からヒューンという普段と違う音が出ることもあります。
放置するとどうなる
発電できないままバッテリーの電気だけで走ることになり、交差点や高速道路で止まってレッカーになることがあります。バッテリー側も深く放電して傷みます。
出やすい年式・距離
2012〜2015年式、走行 46,200〜107,457km(中央値 62,350km)。初度登録から年数が経った個体、走行距離が伸びた個体に多く挙がっています。
2位CVT(無段変速機)12件 20%
見分け方(自分で確認できること)
止まる前に、アクセルを踏んでも回転だけ上がって速度がついてこない、発進が一拍遅れる、変速のつながりがぎこちない、といった変化が出ていないか思い出してください。停止する直前にガクッとした揺れが来る、渋滞や坂道でおかしくなりやすい、しばらく止めて冷ますとまた走れる、という出方も手がかりです。メーターに変速機やエンジンの警告表示が出ることもあります。
放置するとどうなる
滑りやショックが大きくなり、走れなくなることがあります。内部の油が傷むと、周りの部品まで傷めて修理の範囲が広がります。
出やすい年式・距離
2011〜2015年式、走行 42,600〜101,900km(中央値 72,500km)。初度登録から年数が経った個体、走行距離が伸びた個体で報告が目立ちます。
3位エアコンコンプレッサー5件 8%
見分け方(自分で確認できること)
エアコンを入れた瞬間や、信号待ちでエアコンが効き始めたタイミングで回転が落ちて止まる、という出方をします。エアコンを切っていると起きない、暑い日や渋滞のときだけ症状が出る、というのが分かりやすい目印です。エアコン作動時にエンジンルームから「ガラガラ」「キュルキュル」と普段と違う音がする、風は出るのに冷えない、といった変化も一緒に見てください。
放置するとどうなる
焼き付きが進むとベルトを傷め、発電や冷却まで一緒に止まることがあります。
出やすい年式・距離
2013〜2014年式、走行 40,463〜90,517km(中央値 73,070km)。初度登録から年数が経った個体、走行距離が伸びた個体に多い傾向です。
4位タイミングチェーン3件 5%
見分け方(自分で確認できること)
エンジンをかけた直後や冷えているときに、エンジンルームの奥から「ジャラジャラ」「カラカラ」という金属が擦れるような音が出ていないか聞いてみてください。暖まると小さくなる、アイドリングが不安定になる、加速にもたつきが出る、エンジンの形をした警告灯が点く、といった前ぶれを伴うことがあります。走行距離が伸びた個体で挙がりやすい出方です。
放置するとどうなる
ずれが大きくなるとエンジンがかからなくなり、内部を傷めて修理の範囲が広がることがあります。
出やすい年式・距離
2011年式、走行 106,278〜135,600km(中央値 130,000km)。走行距離がかなり伸びた個体に偏って挙がっています。
5位ファンベルト・補機ベルト2件 3%
見分け方(自分で確認できること)
エンジンをかけたときや、ハンドルを大きく切ったとき、エアコンを入れたときに「キュルキュル」という鳴きが出るかを見てください。ボンネットを開けて、見える範囲でベルトの表面にひび割れや毛羽立ち、片側だけのテカリがないか目で確かめられます。ベルトが切れると発電も冷却も止まるため、バッテリーの警告灯と水温の上がりが同時に出る形になります。
放置するとどうなる
切れると発電と冷却が同時に止まり、その場で走れなくなります。水温が上がるとエンジン本体を傷めます。

ここに挙げたのは、症状から絞り込むための疑う順番の目安です。同じ「走行中に止まる」でも、関わっている箇所は車ごとに違います。止まったときの状況と警告灯の出方を伝えたうえで、確定は点検で。

よくある質問

一度止まったあと再始動できました。このまま乗っても大丈夫ですか。
同じ止まり方を繰り返すことが多いので、そのまま乗り続けるのはおすすめしません。交差点や高速道路で止まると危険です。走るとしても近距離にとどめ、早めに点検に入れてください。警告灯が点いたままのときは自走を避けた方が安心です。
止まったときに何を覚えておけばいいですか。
止まる直前の様子がいちばんの手がかりになります。警告灯の絵柄(バッテリーの形かエンジンの形か)、ヘッドライトが暗くなったか、エアコンを入れた直後だったか、加速中か減速中か、再始動できたか。メモや写真があると切り分けが早まります。
バッテリーを新しくすれば直りますか。
バッテリーを替えて一時的に調子が戻ることはありますが、発電側が弱っている場合は同じことが起きます。新しいバッテリーがすぐ弱るときは、発電や配線側も合わせて見ておく必要があります。
この症状のままで車検は通りますか。
警告灯が点いたままだと通りません。また、走行中に止まる状態は検査の可否とは別に安全に関わります。車検の時期を待たず、症状が出た時点で相談してください。

事例(こうだったから、こうして直った)

集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。

他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。

型式・年式走行他の症状原因・交換した部品費用出典
HFC26 2012年式101,900km回転だけ上がって進まない(滑り)CVT(無段変速機)国交省
HFC26 2014年式73,800kmエンジンからの異音(冷間時)、エアコンが冷えない、白煙が出るエアコンコンプレッサー国交省
C26 2011年式90,000km発煙(煙が出る)、エンジンからの異音アイドリングストップ用バッテリー国交省
FC26 2011年式130,000kmエンジン警告灯(チェックランプ)点灯タイミングチェーン国交省
HFC26 2013年式102,688kmエンジンがかからない(セルが回らない)、アイドリングストップしない・警告エアフロセンサー国交省
HC26 2016年式131,619kmブレーキ時のキーキー音、車の下・床下からの異音オルタネーター(発電機)国交省
HFC26走行中のハンドル・車体の振動CVT(無段変速機)国交省
C26 2011年式100,348km走行不能・走れないタイミングチェーン国交省
C26 2012年式79,400km走行不能・走れないCVT(無段変速機)国交省
HFC26 2015年式66,000km走行中のハンドル・車体の振動、加速しない・パワーが出ないCVT(無段変速機)国交省
HC26 2014年式72,340kmエンジン警告灯(チェックランプ)点灯、焦げ臭い・ゴム臭いエアコンコンプレッサー国交省
NC26 2014年式69,080kmエンジンからの異音(冷間時)、警告灯が複数・全部つくオルタネーター(発電機)国交省
HFC26 2013年式88,400kmエンジン警告灯(チェックランプ)点灯、加速しない・パワーが出ない、ハンドルが重いオルタネーター(発電機)国交省
HC26 2015年式88,000kmエンジンからの異音オルタネーター(発電機)国交省
HFC26 2014年式55,000km警告灯が複数・全部つく、加速しない・パワーが出ない、ナビ・メーターが再起動する・消える、走行不能・走れない、エンジンからの異音(冷間時)オルタネーター(発電機)国交省
HFC26 2013年式97,681km白煙が出るエアコンコンプレッサー国交省
HFC26 2016年式80,000km走行不能・走れないCVT(無段変速機)国交省
HC26 2015年式51,009kmエンジンからの異音(冷間時)、白煙が出るオルタネーター(発電機)国交省
HFC26 2013年式35,000kmエンジンからウィーン・ヒュー音、バッテリー警告灯点灯、アイドリングストップしない・警告、パワーウインドウが動かない、ハンドルが重い、エンジンがかからない(セルが回らない)オルタネーター(発電機)国交省
HFC26 2012年式82,000kmエンジンからの異音オルタネーター(発電機)国交省
HFC26 2012年式49,252kmオルタネーター(発電機)国交省
HFC26 2013年式72,202km部品の破損・脱落、バッテリー警告灯点灯、バッテリー上がり・弱いオルタネーター(発電機)国交省
HC26 2013年式160,000kmバッテリー警告灯点灯オルタネーター(発電機)国交省
FC26 2012年式97,200kmエンジンからの異音(冷間時)オルタネーター(発電機)国交省
FNC26 2011年式90,900kmCVT(無段変速機)国交省
HC26 2016年式57,638kmオルタネーター(発電機)国交省
FNC26 2012年式97,000kmエンジンがかからない(セルが回らない)オルタネーター(発電機)国交省
FNC26 2015年式70,000kmオルタネーター(発電機)国交省
FC26 2012年式87,861kmアイドリングストップしない・警告、エンジンからの異音(冷間時)、警告灯が複数・全部つくオルタネーター(発電機)国交省
HC26 2014年式34,747kmエンジンからの異音(冷間時)オルタネーター(発電機)国交省
HC26 2014年式42,600km走行中のハンドル・車体の振動CVT(無段変速機)国交省
HFC26 2014年式72,500km変速ショック・ギクシャク、車の下・床下からの異音CVT(無段変速機)国交省
HC26 2013年式64,000kmエンジンからウィーン・ヒュー音オルタネーター(発電機)国交省
HFC26 2013年式48,000kmエンジンからガラガラ・カラカラ音、アイドリングストップしない・警告オルタネーター(発電機)国交省
FC26 2011年式67,000km回転だけ上がって進まない(滑り)CVT(無段変速機)国交省
HC26 2013年式55,000kmエンジンからの異音オルタネーター(発電機)国交省
HFC26 2012年式38,645km走行中のハンドル・車体の振動CVT(無段変速機)国交省
C26 2011年式148,600km警告灯点灯(種類不明)、回転だけ上がって進まない(滑り)、走行中に電源が落ちる・システム停止CVT(無段変速機)国交省
FNC26 2012年式108,597kmエンジンがかからない(セルが回らない)オルタネーター(発電機)国交省
C26 2011年式49,802kmオルタネーター(発電機)国交省
C26 2012年式43,383km警告灯が複数・全部つくオルタネーター(発電機)国交省
HFC26 2013年式60,000kmオルタネーター(発電機)国交省
FC26 2011年式137,000km走行不能・走れないタイミングチェーン国交省
C26 2012年式140,000kmオルタネーター(発電機)国交省
HFC26 2016年式61,000kmオルタネーター(発電機)国交省
FNC26 2012年式83,672kmエンジンからの異音、エンジンがかからない(セルが回らない)オルタネーター(発電機)国交省
HFC26 2013年式65,600km燃料ポンプ国交省
HFC26 2014年式17,200kmスロットルボディ国交省
HC26 2013年式43,553km加速しない・パワーが出ないCVT(無段変速機)国交省
C26 2011年式63,700kmエンジンからの異音(冷間時)オルタネーター(発電機)国交省
HFC26 2013年式53,000kmエンジンからの異音、バッテリー警告灯点灯、アイドリングストップしない・警告、警告灯が複数・全部つく、エアコンが冷えないオルタネーター(発電機)国交省
HFC26 2013年式46,000kmエンジンからウィーン・ヒュー音オルタネーター(発電機)国交省
HFC26 2012年式60,000kmエンジンからの異音オルタネーター(発電機)国交省
FC26 2012年式55,900kmエンジンからの異音オルタネーター(発電機)国交省
C26 2011年式126,183km警告灯が複数・全部つく、水温警告灯・オーバーヒート、白煙が出るファンベルト・補機ベルト国交省
HFC26 2014年式26,801kmエアコンコンプレッサー国交省
C26 2011年式103,000km部品の破損・脱落、走行不能・走れないファンベルト・補機ベルト国交省
FNC26 2010年式10,000km配線・コネクタ(断線・接触不良)国交省
C26エアコンをつけると異音エアコンコンプレッサー国交省

費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。

出典

「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成

本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。

監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-12 更新日:2026-09-12

本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。