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日産

セレナの故障・持病

セレナは集めた事例が最も多い車で、その大半がCVTとオルタネーターです。ただし中身は世代で違います。C24はハイパーCVTそのものの故障、C25・C26はCVTの滑りやジャダー、C26のS-HYBRIDはモーター兼用のオルタネーター、C27は直噴インジェクターとブレーキ制御、と主役が入れ替わります。ここでは整備工場の目線で、世代ごとに「何から疑うか」を整理します。

型式・エンジンを選ぶと、その車の持病・症例・多い故障に切り替わります。

イラストはイメージです

症状から見る

この車種の監修済み症例はまだありません。

エンジンを問わず出るもの

ロアアームのブッシュとボールジョイントの破損はC25からC27まで続く足回りの持病で、8万km前後、部品の脱落や走行不能として出ています。車検のたびにブーツの切れとガタを見ておきたいところです。

スライドドアのモーターとケーブルはC24・C25で多く、開かない・途中で止まる形です。エアコンコンプレッサーは全世代で出ます。

中古で買うとき・長く乗るときに見るところ

C26のS-HYBRIDはオルタネーター(ECOモーター)の交換歴と異音、サブバッテリーの状態。C27はインジェクターのリコール改修歴とABSの警告履歴。C25以前はCVTの発進ジャダーと滑りを試乗で確かめます。

どの世代も足回りのボールジョイントのブーツを一度は見てください。確定は点検で。

この車で多い故障(部品別)

集めた整備事例1365件のうち、どの部品が原因・交換になったかの割合です。走っている台数あたりの故障率ではありません。

  • CVT(無段変速機)467件 34%
    主な症状: ギアが入らない・動かない走行80,000km前後で多い
  • オルタネーター(発電機)259件 19%
    主な症状: エンジンからの異音(冷間時)走行70,000km前後で多い
  • インジェクター109件 8%
    主な症状: エンジン警告灯(チェックランプ)点灯走行60,000km前後で多い
  • ABSユニット69件 5%
    主な症状: ABS・横滑り警告灯点灯走行60,000km前後で多い
  • ブレーキアクチュエータ(ハイブリッド)33件 2%
    主な症状: ブレーキ警告灯点灯走行60,000km前後で多い
  • エアコンコンプレッサー31件 2%
    主な症状: エアコンが冷えない走行50,000km前後で多い
  • ロアアーム・ブッシュ28件 2%
    主な症状: 部品の破損・脱落走行80,000km前後で多い
  • ボールジョイント22件 2%
    主な症状: 部品の破損・脱落走行80,000km前後で多い
  • 電動ファン21件 2%
    主な症状: エアコンが冷えない走行60,000km前後で多い
  • エンジンマウント18件 1%
    主な症状: 走行中のハンドル・車体の振動走行70,000km前後で多い

監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-13