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ホンダ

フィットで走行中のハンドル・車体の振動

早めに点検
1位CVT(無段変速機)52%2位クラッチ9%3位バッテリー4%

まず疑うのはCVT(無段変速機)です。フィットで走行中の振動を訴える事例では、変速をつかさどるCVTが最も多く挙がっています。次にクラッチ、そしてバッテリー、ブレーキキャリパー、エンジン内部の破損が少数で続きます。振動が出る速度と、ブレーキを踏んだときに変わるかどうかで、方向がかなり絞れます。

全国の整備事例22件を集計
エンジン別に見るL13A14件

疑う順

修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。

1位CVT(無段変速機)12件 52%
見分け方(自分で確認できること)
一定の速度で走っているときにガクガク、ジャダーのような小刻みな揺れが出る。発進やゆるい加速のときに滑るような感じがあり、アクセルを踏んでも回転だけ上がって前に出にくい。ブレーキを踏んでも振動が変わらない場合は駆動側の疑いが強まります。シフト表示の点滅や警告灯が一緒に出ることもあります。
放置するとどうなる
滑りが進むと加速できなくなり、走行を続けられなくなることがあります。内部の摩耗粉が広がると、修理の範囲が広がります。
出やすい年式・距離
2002〜2007年式、走行 34,752〜118,500km(中央値 64,500km)。初度登録から年数が経った個体、走行距離が伸びた個体に多い傾向です。
2位クラッチ2件 9%
見分け方(自分で確認できること)
発進のときだけ車体が小刻みに震える、半クラッチの位置が以前と変わった、坂道発進で回転が上がるのに進みが鈍い、といった感じ方です。走り出してしまえば振動が収まるなら、発進の断続をする部分の疑いが出ます。
放置するとどうなる
滑りが進むと動力が伝わらなくなり、発進できなくなることがあります。周辺の部品にも熱の負担がかかります。

その他の事例(各1件): バッテリー、ブレーキキャリパー、コンロッド(エンジン内部破損)

ここに挙げたのは疑う順番の目安です。同じ揺れ方でも原因になっている箇所は車ごとに違います。確定は点検で。

よくある質問

振動が出たまま走っても大丈夫ですか
揺れが小さく一時的なら、速度を控えめにして近くの整備工場まで走る方は多いです。ただし、加速が鈍い、警告灯が点いている、金属的な打音が一緒に出ている場合は走行を控え、移動手段を相談してください。ブレーキを踏んだときだけ強く震える場合も早めの点検をおすすめします。
直るまでにどのくらいかかりますか
点検だけならその日のうちに方向が分かることが多いです。修理の日数は、どの部品かと在庫の有無で変わります。変速機やエンジン内部が絡むと、部品の手配と脱着でお預かりが長めになります。
この状態で車検は通りますか
振動そのものが検査項目になるわけではありませんが、ブレーキの引きずりや警告灯の点灯、排気の状態が絡む場合は指摘の対象になります。車検の前に原因を見ておいたほうが、結果的に手戻りが少なく済みます。
整備工場に何を伝えればよいですか
振動が出る速度帯、アクセルを戻すと変わるか、ブレーキを踏むと変わるか、発進のときだけか、警告灯の有無。この五つを伝えると絞り込みが早くなります。

事例(こうだったから、こうして直った)

集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。

他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。

型式・年式走行他の症状原因・交換した部品費用出典
GP5 2016年式40,000km発煙(煙が出る)、ブレーキの引きずり・タイヤがロックブレーキキャリパー国交省
GK3バッテリー、スパークプラグ国交省
GP5 2019年式950kmタイヤ国交省
GK3 2018年式2,000kmエンジンマウント国交省
GD1 2006年式105,000kmCVT(無段変速機)国交省
GD1 2007年式65,000kmCVT(無段変速機)国交省
GD3 2006年式107,600kmエンスト・走行中に止まるコンロッド(エンジン内部破損)国交省
GP5 2014年式14,700kmクラッチ国交省
GD1 2004年式160,000km回転だけ上がって進まない(滑り)CVT(無段変速機)国交省
GD1 2005年式64,000kmCVT(無段変速機)国交省
GD1 2007年式120,000kmCVT(無段変速機)国交省
GD1 2002年式97,000kmハブベアリング国交省
GD1 2003年式34,000km発進時のジャダー・ガクガクCVT(無段変速機)国交省
GD3 2003年式83,200kmCVT(無段変速機)国交省
GD1 2003年式49,000kmCVT(無段変速機)国交省
GD1 2006年式72,300kmイグニッションコイル国交省
GD1 2002年式41,521kmエンジンからカンカン・ノッキング音CVT(無段変速機)国交省
GD1 2006年式7,400kmエンジンからカンカン・ノッキング音、変速ショック・ギクシャクCVT(無段変速機)(未解決)国交省
GD1 2005年式45,000kmCVT(無段変速機)国交省
GD1 2001年式68,300kmCVT(無段変速機)国交省
GD1 2002年式69,997kmクラッチ国交省
GD8 2008年式13kmドライブシャフト国交省

費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。

出典

「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成

本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。

監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-12 更新日:2026-09-12

本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。