ホンダエンジン L13A
フィット(L13A)で走行中のハンドル・車体の振動
早めに点検
1位CVT(無段変速機)79%2位クラッチ7%3位ハブベアリング7%
まず疑うのはCVT(無段変速機)です。フィットで走行中にハンドルや車体が震えるという相談では、CVTに関わる事例が大半を占めます。次に発進をつなぐクラッチ、車輪を支えるハブベアリング、そして点火をつかさどるイグニッションコイルと続きます。震えが出る場面(発進直後か、一定速度からか、ブレーキを踏んだときか)で、疑う順番が変わります。
全国の整備事例14件を集計
他のエンジン・全体全エンジン22件
疑う順
修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。
1位CVT(無段変速機)11件 79%
- 見分け方(自分で確認できること)
- 信号からの発進や低い速度でアクセルを軽く踏んでいるときに、ブルブルと小刻みな震えが伝わるかを見てください。踏み増すと消える、渋滞でのノロノロ運転だけ出る、といった出方が目立ちます。速度が上がらないのに回転だけ上がる感じ、加速のつながりがぎこちない感じが一緒に出ることもあります。
- 放置するとどうなる
- 震えが大きくなり、発進のもたつきや加速の不安定さにつながります。オイルの状態が悪いまま乗り続けると、内部の部品まで傷めて修理の範囲が広がることがあります。
- 出やすい年式・距離
- 2002〜2007年式、走行 34,000〜120,000km(中央値 64,000km)。初度登録から年数が経った個体、走行距離が伸びた個体に多く見られます。
2位クラッチ1件 7%
- 見分け方(自分で確認できること)
- 止まった状態から動き出す一瞬だけ、ガクガクとつながるような震えが出るかを見てください。アクセルを一定に保っているのに車速がふらつく、坂道発進で特に出る、というのも手がかりです。走り出してしまえば消えるのが特徴です。
- 放置するとどうなる
- つながりの悪さが進むと、発進のたびに衝撃が出て、変速機の内部にも負担がかかります。
その他の事例(各1件): ハブベアリング、イグニッションコイル
ここに挙げたのは疑う順番の目安です。同じ震えでも、出どころは車ごとに違います。確定は点検で。
よくある質問
- 震えたまま走っても大丈夫ですか。
- 短い距離で、速度を抑えて工場まで向かう程度なら走れることが多いです。ただし震えが強くなる、加速しない、警告灯が点いたという場合は無理をせず、走行を控えて相談してください。高速道路の利用は避けるほうが安心です。
- 車検は通りますか。
- 震え自体を直接見る検査項目はありませんが、原因が足まわりのガタや警告灯の点灯であれば、そのままでは通らないことがあります。車検前に見てもらうと二度手間になりません。
- 直るまでどのくらいかかりますか。
- 点火まわりや足まわりの部品交換なら当日から数日、変速機が絡む場合は分解や部品の手配が要るため、もう少しかかります。まず点検で原因の見当をつけてから、日数の目安をお伝えする流れになります。
- 自分で確認しておくと役に立つことはありますか。
- 震えが出る速度、アクセルを踏んだときか戻したときか、ブレーキを踏んだときか、冷えているときだけか、をメモしておいてください。切り分けが早くなります。
事例(こうだったから、こうして直った)
集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。
他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。
| 型式・年式 | 走行 | 他の症状 | 原因・交換した部品 | 費用 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|
| GD1 2006年式 | 105,000km | — | CVT(無段変速機) | — | 国交省 |
| GD1 2007年式 | 65,000km | — | CVT(無段変速機) | — | 国交省 |
| GD1 2004年式 | 160,000km | 回転だけ上がって進まない(滑り) | CVT(無段変速機) | — | 国交省 |
| GD1 2005年式 | 64,000km | — | CVT(無段変速機) | — | 国交省 |
| GD1 2007年式 | 120,000km | — | CVT(無段変速機) | — | 国交省 |
| GD1 2002年式 | 97,000km | — | ハブベアリング | — | 国交省 |
| GD1 2003年式 | 34,000km | 発進時のジャダー・ガクガク | CVT(無段変速機) | — | 国交省 |
| GD1 2003年式 | 49,000km | — | CVT(無段変速機) | — | 国交省 |
| GD1 2006年式 | 72,300km | — | イグニッションコイル | — | 国交省 |
| GD1 2002年式 | 41,521km | エンジンからカンカン・ノッキング音 | CVT(無段変速機) | — | 国交省 |
| GD1 2006年式 | 7,400km | エンジンからカンカン・ノッキング音、変速ショック・ギクシャク | CVT(無段変速機)(未解決) | — | 国交省 |
| GD1 2005年式 | 45,000km | — | CVT(無段変速機) | — | 国交省 |
| GD1 2001年式 | 68,300km | — | CVT(無段変速機) | — | 国交省 |
| GD1 2002年式 | 69,997km | — | クラッチ | — | 国交省 |
費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。
自分で直す人向け: 部品を探す
1位の部品名で検索します。適合は型式・類別で必ず確認してください。
出典
- 国土交通省 自動車不具合情報ホットライン(14件)
「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成
本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。
監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-12 更新日:2026-09-12
本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。
