日本語English 本ページは広告を含みます
ホンダ

フィットで走行不能・走れない

走行を控えて点検
1位CVT(無段変速機)31%2位クラッチ19%3位駆動用バッテリー(HVバッテリー)13%

まず疑うのはCVT(無段変速機)です。フィットで「アクセルを踏んでも進まない」「Dに入れても動かない」というときは、駆動力を伝える部分の不具合が上位に来ます。次にクラッチ、ハイブリッド車では駆動用バッテリー、そしてドライブシャフト、電動ファンと続きます。動かなくなる前後の様子(音がしたか、警告灯が点いたか、坂道だったか)で、疑う順番が変わります。

全国の整備事例16件を集計
エンジン別に見るLEB8件

疑う順

修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。

1位CVT(無段変速機)5件 31%
見分け方(自分で確認できること)
エンジンはかかって回転も上がるのに、車が前に出ない・後ろに下がらない。走行中に急に力が抜ける。シフトレバーをDやRに入れても、いつもの「入った」という軽い衝撃が感じられない。発進のときに滑るような感覚や、うなるような音が出ることもあります。メーターの表示が点滅したり、シフト位置の表示が消えたりする場合も手がかりです。
放置するとどうなる
滑ったまま走ると内部の摩耗が進み、途中で動かなくなってレッカーになることがあります。まわりの部品まで傷めることもあります。
出やすい年式・距離
2003〜2006年式、走行 62,200〜150,000km(中央値 97,000km)。初度登録から年数が経った個体、走行距離が伸びた個体に目立ちます。
2位クラッチ3件 19%
見分け方(自分で確認できること)
マニュアル車で、ペダルを踏んでもギアが入らない、ペダルがスカスカで戻ってこない、逆に踏んでも切れている感じがしない。坂道や発進時に、回転だけ上がって速度がついてこない。焦げたような匂いが一緒に出ることもあります。
放置するとどうなる
ギアが入らないまま路上で止まることがあります。滑った状態が続くと、まわりの部品にも熱の負担がかかります。
3位駆動用バッテリー(HVバッテリー)2件 13%
見分け方(自分で確認できること)
ハイブリッド車で、ハイブリッドシステムの警告表示が出て力が抜ける。メーターの電池残量の表示が、いつもより極端に早く減ったり増えたりする。エンジンのかかる回数が以前より明らかに増えた、という変化も手がかりです。
放置するとどうなる
警告が出たまま走ると、途中で走行できなくなることがあります。出先で止まると自力では動かせません。

その他の事例(各1件): DCT(デュアルクラッチ変速機)、ドライブシャフト

ここに挙げたのはあくまで疑う順番です。動かなくなった状況(音、警告灯、そのときの速度や場所)を伝えていただくと切り分けが早くなります。確定は点検で。

よくある質問

動かなくなりましたが、だましだまし走れますか
おすすめしません。進まない・力が抜けるという症状は、駆動を伝える部分かハイブリッド系に原因があることが多く、走らせるほど傷みが広がります。安全な場所に寄せて、積載車での搬送をご相談ください。
修理にはどのくらいかかりますか
どこが原因かで大きく変わります。部品の取り寄せが必要なものや、載せ替えになるものは日数がかかります。まず点検で原因を特定し、そのうえで日数の目安をお伝えします。
警告灯が消えたのですが、直ったのでしょうか
一度消えても、記録は車のコンピューターに残っていることがあります。症状が出たり出なかったりする段階で見ておくほうが、原因を絞りやすくなります。
車検は通りますか
走行できない状態では検査場まで自走できません。まず動く状態に戻すのが先で、そのうえで車検に関わる箇所を一緒に確認します。

事例(こうだったから、こうして直った)

集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。

他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。

型式・年式走行他の症状原因・交換した部品費用出典
GP5 2019年式58,084kmギアが入らない・動かないクラッチ国交省
GP5 2015年式140,000kmクラッチ国交省
GP5 2014年式80,900km警告灯点灯(種類不明)DCT(デュアルクラッチ変速機)国交省
GK3 2017年式アンダーカバーが外れて引きずるエンジンアンダーカバー国交省
GP5 2013年式88,300km駆動用バッテリー(HVバッテリー)国交省
GP5回転だけ上がって進まない(滑り)、警告灯点灯(種類不明)クラッチ国交省
GP5 2016年式8,800km駆動用バッテリー(HVバッテリー)国交省
GP1 2010年式43,094kmエンスト・走行中に止まる電動ファン国交省
GP6 2016年式1,600km警告灯が複数・全部つく、ブレーキ警告灯点灯配線・コネクタ(断線・接触不良)国交省
GD1 2006年式120,000kmCVT(無段変速機)国交省
GP5 2013年式21,167km回転だけ上がって進まない(滑り)テールランプ国交省
GD1 2005年式70,000kmCVT(無段変速機)国交省
GD1 2004年式170,000km回転だけ上がって進まない(滑り)CVT(無段変速機)国交省
GD1 2002年式97,000kmギアが入らない・動かないCVT(無段変速機)国交省
GD1 2004年式96,427kmエンジンからの異音ドライブシャフト国交省
GD1 2004年式57,000kmCVT(無段変速機)国交省

費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。

出典

「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成

本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。

監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-12 更新日:2026-09-12

本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。