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ホンダエンジン L13A

フィット(L13A)で雨漏り・室内が濡れる

様子を見ながら点検
1位ルーフ・溶接部42%2位ウェザーストリップ・シール26%3位ボディパネル・車体11%

まず疑うのはルーフ(屋根)の溶接部まわりからの染み込みです。次に、ドアやハッチのゴム(ウェザーストリップ)の劣化、そのほかのボディパネルの継ぎ目やシール。雨の日や洗車のあとに天井の内張り、Aピラーの根元、フロアのカーペットが濡れるという相談が目立ちます。水は入った場所から離れたところに出てくるので、濡れている場所=穴の場所とは限りません。

全国の整備事例19件を集計
他のエンジン・全体全エンジン28件

疑う順

修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。

1位ルーフ・溶接部8件 42%
見分け方(自分で確認できること)
雨の後に天井の内張りがシミになる、指で押すと湿っている、ルーフの縁やアンテナ・ルーフレールの付け根から水が伝う。室内の前側の柱(ピラー)の内張りをめくらずに触っても湿り気を感じることがあります。雨の日だけカビ臭い、窓の内側が曇りやすいのも手がかりです。
放置するとどうなる
内張りや断熱材が水を含み、においやカビが残ります。天井裏を通る配線や室内灯まわりに水が回ると、電装品の不調につながることがあります。
出やすい年式・距離
2002〜2006年式、走行 61,000〜146,640km(中央値 90,000km)。初度登録から年数が経った個体、走行距離が伸びた個体で挙がりやすい傾向です。
2位ウェザーストリップ・シール5件 26%
見分け方(自分で確認できること)
ドアやバックドアのゴムを指でなぞると硬い、ひび割れている、平らに潰れて元に戻らない。ドアを閉めたときの音が以前より軽い。雨の後、ドアの内張りの下側やステップ(乗り込む足元)が濡れる、バックドアを開けた瞬間に水が室内へ落ちてくる、といった出方をします。
放置するとどうなる
足元のカーペットが濡れたままになり、においやサビの原因になります。乗降口の下やスペアタイヤの入る窪みに水が溜まることもあります。
出やすい年式・距離
2001〜2003年式、走行 44,000〜69,080km(中央値 50,000km)。初度登録から年数が経った個体で目立ちます。
3位ボディパネル・車体2件 11%
見分け方(自分で確認できること)
濡れる場所が天井でもドア際でもなく、フロアの一部や荷室だけという場合はこちら寄りです。荷室のマットや床下収納をめくって水が溜まっていないか、濡れが乾いた跡(白い輪じみ)が無いかを見てください。過去にぶつけた箇所の近くが濡れるかどうかも手がかりです。
放置するとどうなる
床下に水が残るとサビが進み、直す範囲が広がります。カーペットの下は乾きにくく、においが残ります。

その他の事例(各1件): ABS・ブレーキ制御コンピューター、ABSセンサー(車速センサー)

ここに挙げたのは疑う順番の目安です。雨漏りは入口と出口が離れることが多く、症状だけでは絞り切れません。確定は点検で。

よくある質問

雨漏りしていますが、そのまま乗って大丈夫ですか。
走行そのものはできることが多いです。ただし濡れたまま放置すると、内張りのカビ、床のサビ、電装品の不調につながります。ABSなどの警告灯が一緒に点いている場合は、走行を控えて早めに見てもらってください。
どこから入っているか、自分で調べられますか。
濡れている場所を写真に撮っておくのがいちばん役に立ちます。雨の日か洗車の後か、天井かフロアか、片側だけか、といった条件をメモしてください。水は入口から離れて出るので、自分で天井をはがす必要はありません。
直すのに何日くらいかかりますか。
入口を特定する作業と、内張りを乾かす作業に時間がかかります。ゴムの交換で済むものと、シールの打ち直しが要るものでは日数が変わります。まず点検で入口を絞ってからの見積もりになります。
雨漏りしていると車検は通りませんか。
雨漏りそのもので直ちに不合格になるとは限りません。ただし濡れが原因で灯火類やブレーキ関係の警告灯が出ている場合は、そちらが問題になります。車検の前に一度見てもらうのが安心です。

事例(こうだったから、こうして直った)

集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。

他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。

型式・年式走行他の症状原因・交換した部品費用出典
GD1 2004年式130,000kmルーフ・溶接部国交省
GD1 2007年式71,000km錆・腐食フロントガラス国交省
GD1 2003年式75,800kmウェザーストリップ・シール国交省
GD1 2005年式90,000kmルーフ・溶接部国交省
GD1 2002年式98,000km錆・腐食ボディパネル・車体国交省
GD1部品の破損・脱落ルーフ・溶接部国交省
GD1 2003年式171,600kmルーフ・溶接部国交省
GD2 2005年式69,000kmルーフ・溶接部国交省
GD1 2002年式89,700kmABS・横滑り警告灯点灯ABS・ブレーキ制御コンピューター国交省
GD1 2007年式69,650kmルーフ・溶接部国交省
GD1 2006年式117,200kmABS・横滑り警告灯点灯ABSセンサー(車速センサー)国交省
GD1 2005年式57,700kmABS・横滑り警告灯点灯配線・コネクタ(断線・接触不良)国交省
GD1 2002年式117,000kmルーフ・溶接部国交省
GD149,000kmルーフ・溶接部国交省
GD1 2002年式59,000kmウェザーストリップ・シール国交省
GD1 2001年式50,000kmウェザーストリップ・シール国交省
GD1 2002年式40,000kmウェザーストリップ・シール国交省
GD1 2001年式9,400kmABS・横滑り警告灯点灯ボディパネル・車体国交省
GD1 2002年式50,000kmウェザーストリップ・シール国交省

費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。

出典

「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成

本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。

監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-12 更新日:2026-09-12

本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。