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ホンダエンジン L13A

フィット(L13A)で加速しない・パワーが出ない

早めに点検
1位イグニッションコイル50%2位CVT(無段変速機)25%3位AT(オートマチック)13%

まず疑うのはイグニッションコイル(点火の火花を作る部品)です。加速のときだけ息つきが出る、エンジン警告灯が点く、というときは点火の弱りが上位に来ます。次にCVT(無段変速機)、そしてAT(オートマチック)、配線・コネクタの接触不良と続きます。回転は上がるのに前に出ないのか、回転自体が上がらないのかで、変速機側か点火側かの見当がつきます。ここに挙げたのは国の不具合情報窓口に寄せられた申告をまとめたもので、疑う順番の目安です。

全国の整備事例8件を集計
他のエンジン・全体全エンジン20件

疑う順

修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。

1位イグニッションコイル4件 50%
見分け方(自分で確認できること)
アクセルを踏み込んだときにガクガクと息つきする、アイドリングで車体が小刻みに揺れる、エンジン警告灯が点いたり点滅したりする、といった出方が多いです。雨の日や湿気の多い朝だけ症状が強く出ることもあります。マフラーから出る排気の音が不規則に感じられるのも手がかりです。
放置するとどうなる
火が飛ばない状態で走り続けると、燃え残った燃料が排気側に流れて触媒(排気をきれいにする部品)を傷めることがあります。加速が鈍いまま坂道や合流で思うように速度が出ないこともあります。
出やすい年式・距離
2004〜2010年式、走行 33,000〜56,700km(中央値 44,500km)。初度登録から年数が経った個体、走行距離が伸びてきた個体で目立ちます。
2位CVT(無段変速機)2件 25%
見分け方(自分で確認できること)
アクセルを踏むとエンジンの回転だけが先に上がり、車速がついてこない感じが続くなら変速機側です。発進のときにもたつく、一定速度で走っていて「ジャダー」と呼ばれる細かい振動が出る、走り出しにウィーンという唸りが混じる、といった変化も見てください。
放置するとどうなる
滑りが進むと発進や登坂がさらに苦しくなり、内部の摩耗が広がって修理の範囲が大きくなることがあります。

その他の事例(各1件): AT(オートマチック)、配線・コネクタ(断線・接触不良)

ここに挙げたのは、症状から絞り込むための疑う順番です。同じ「加速しない」でも、点火側か変速機側かで対応はまったく変わります。どんなときに出るか(発進時か、踏み込んだときか、警告灯が点くか)をメモして伝えてください。確定は点検で。

よくある質問

このまま走っても大丈夫ですか
短い距離をゆっくり移動する程度なら動くことが多いですが、加速が鈍い状態での高速道路の合流や追い越しは避けてください。エンジン警告灯が点滅している場合は、そのまま走ると排気側の部品を傷めることがあるので、早めに見てもらうほうが安心です。
修理はどのくらいかかりますか
点火まわりの部品交換であれば、部品の在庫があれば当日中に終わることもあります。変速機の中を確認する場合は、症状の再現や分解の要否によって預かりが長くなります。まずは点検で場所を絞るところからです。
この症状で車検は通りますか
エンジン警告灯が点いたままだと、そのままでは通らない扱いになります。加速の鈍さそのものより、警告灯と排気の状態が判断の分かれ目になりますので、車検前に一度見てもらってください。
点火の部品は全部まとめて替えたほうがいいですか
一本だけ交換して直る場合もありますが、同じ時期に使われてきた部品は他も弱っていることがあります。走行の状況や他の部品の状態を見たうえで、整備士と相談して決めるのが現実的です。

事例(こうだったから、こうして直った)

集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。

他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。

型式・年式走行他の症状原因・交換した部品費用出典
GE6 2012年式30,000kmエンジン警告灯(チェックランプ)点灯、ABS・横滑り警告灯点灯イグニッションコイル国交省
GD1 2003年式40,000kmエンスト・走行中に止まるイグニッションコイル国交省
GD1 2006年式60,000kmイグニッションコイル国交省
GD1 2006年式65,400km回転だけ上がって進まない(滑り)CVT(無段変速機)国交省
GD1 2006年式49,000km失火・ガクガクするイグニッションコイル国交省
GD1 2001年式33,540km変速ショック・ギクシャク、エンジンからカンカン・ノッキング音AT(オートマチック)国交省
GD2 2003年式61,000km配線・コネクタ(断線・接触不良)国交省
GD1 2001年式50,000kmCVT(無段変速機)国交省

費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。

出典

「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成

本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。

監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-12 更新日:2026-09-12

本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。