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ホンダ

フィットで発進時のジャダー・ガクガク

早めに点検
1位CVT(無段変速機)83%2位クラッチ8%3位エンジンオイル8%

まず疑うのはCVT(無段変速機)です。フィットで発進時にガクガクする、じわっと進むはずが小刻みに震える、という訴えの大半はCVT側から出ています。次にクラッチ、そしてエンジンオイルと続きます。震えが出るタイミング(発進の瞬間だけか、ゆっくり加速中も続くか)と、冷えているときか暖まってからかで、絞り込みの方向が変わります。

全国の整備事例24件を集計
エンジン別に見るL13A19件

疑う順

修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。

1位CVT(無段変速機)20件 83%
見分け方(自分で確認できること)
停止からアクセルを軽く踏んだ瞬間に、車体が小刻みに震える・つんのめるように前に出る、という出方が典型です。渋滞の微速や、坂道でのじわじわ発進で強く出ることがあります。冷えているうちだけ震えて暖まると軽くなる、逆に暖まってから出る、といった変化も手がかりです。回転だけ上がって前に出にくい感じや、変速のつながりがぎこちない感じが一緒に出ることもあります。
放置するとどうなる
震えが強くなり、発進に時間がかかるようになります。滑った状態が続くと内部の消耗が進み、最終的に走れなくなることがあります。
出やすい年式・距離
2001〜2006年式、走行 47,480〜113,600km(中央値 88,421km)。初度登録から年数が経った個体、走行距離が伸びた個体に目立ちます。
2位クラッチ2件 8%
見分け方(自分で確認できること)
マニュアル車で、つなぎ始めにだけガクガクと震えるかを見ます。半クラッチの位置が以前より手前(または奥)に変わった、坂道発進でつなぐと震えが大きい、エンジンの回転が上がるわりに車速が付いてこない、といった感じ方が目安です。焦げたような匂いが一緒にすることもあります。
放置するとどうなる
つながりが悪くなり、坂道や重い荷物のときに発進しづらくなります。滑ったまま使うと周りの部品まで傷めます。
3位エンジンオイル2件 8%
見分け方(自分で確認できること)
最後にオイルを交換したのがいつか、記録簿やステッカーを確認してください。交換からかなり間が空いている、量を見る棒(レベルゲージ)で油面が下限に近い、オイルが黒くドロっとしている、といったときは候補に入ります。発進の震えに加えて、アイドリングが不安定、エンジン音が大きくなった、といった変化が重なるかも見てください。
放置するとどうなる
潤滑が足りない状態が続くと、エンジン内部の摩耗が進みます。

ここに挙げたのは症状から絞り込むための順番です。同じ震えでも、原因になっている箇所は車ごとに違います。確定は点検で。

よくある質問

このまま走っても大丈夫ですか
震えが軽く、発進さえすれば普通に走れる状態なら、すぐ止まるとは限りません。ただし症状は進むことが多いので、長距離や高速に乗る前に一度見てもらうのが安心です。発進できない、進まない、警告灯が点いたという場合は無理に走らせないでください。
修理にはどのくらいかかりますか
オイルの交換や油脂類の確認だけなら当日で終わることもあります。CVTやクラッチの内部に手を入れる場合は、部品の手配と作業で日数がかかります。まず点検で範囲を出してから、日程の相談になります。
車検は通りますか
発進時の震えそのもので車検が止まるとは限りません。ただし油漏れや警告灯の点灯があると指摘の対象になります。車検の直前に慌てるより、早めに状態を見てもらうほうが選択肢が残ります。
オイル(フルード)を換えれば直りますか
軽い症状なら変化が出ることはあります。一方で、内部の消耗が進んでいる場合は交換だけでは戻らないこともあります。今の状態を見たうえで、換えて様子を見るか、別の手順に進むかを判断します。

事例(こうだったから、こうして直った)

集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。

他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。

型式・年式走行他の症状原因・交換した部品費用出典
GD1 2005年式86,000kmCVT(無段変速機)国交省
GD2 2007年式120,000kmエンジンオイル国交省
GD2 2001年式139,600kmCVT(無段変速機)国交省
GD1 2007年式52,000kmクラッチ国交省
GD3 2004年式82,000kmCVT(無段変速機)国交省
2003年式CVT(無段変速機)国交省
GD3 2002年式103,100kmCVT(無段変速機)(未解決)国交省
GD1 2007年式45,400kmCVT(無段変速機)国交省
GD1 2003年式34,000km走行中のハンドル・車体の振動CVT(無段変速機)国交省
GD3 2002年式75,371kmCVT(無段変速機)国交省
GD1 2002年式107,100kmCVT(無段変速機)国交省
GD4 2003年式60,000kmCVT(無段変速機)、クラッチ国交省
GD1 2003年式105,000kmCVT(無段変速機)国交省
GD2 2002年式91,000kmCVT(無段変速機)国交省
GD1 2001年式64,092kmCVT(無段変速機)国交省
GD2 2002年式80,400kmCVT(無段変速機)国交省
GD1 2003年式105,000kmミッション・CVTからの異音CVT(無段変速機)国交省
GD1 2003年式67,000kmCVT(無段変速機)、エンジンオイル(未解決)国交省
GD1 2001年式160,000km意図しない急加速(申告)CVT(無段変速機)国交省
GD1 2006年式48,000kmCVT(無段変速機)国交省
GD1 2006年式90,000kmCVT(無段変速機)国交省
GD1 2002年式70,000km回転だけ上がって進まない(滑り)CVT(無段変速機)国交省
GD1 2001年式90,000kmCVT(無段変速機)(未解決)国交省
GD1 2006年式88,421kmCVT(無段変速機)国交省

費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。

出典

「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成

本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。

監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-12 更新日:2026-09-12

本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。