トヨタ
ハイエース バンで速度に応じたゴー・ウォン音(走行中のうなり)
様子を見ながら点検
1位ハブベアリング78%2位ブレーキパッド11%3位ブレーキローター(ディスク)11%
まず疑うのはハブベアリング(タイヤの軸を支える軸受け)です。速度が上がるほど大きくなる「ゴー」「ウォン」という音は、ハイエースでは走行距離が伸びた個体でほぼこの部品に行き着きます。前後どちらの車輪かは、カーブで音が変わるか(右カーブで大きくなれば左側、など)で見当がつきます。タイヤの偏摩耗やデフの音と聞き分けにくいので、最後は持ち上げてタイヤを手で回して確かめます。
全国の整備事例7件を集計
疑う順
修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。
1位ハブベアリング7件 78%
- 見分け方(自分で確認できること)
- 速度に比例して「ゴー」という音が大きくなり、エンジン回転を変えても(ニュートラルで惰性走行しても)音が変わらない。カーブで音が大きくなったり小さくなったりする。ひどくなるとハンドルや床に振動が伝わります。
- 放置するとどうなる
- ガタが出るとブレーキローターやハブまで傷めて部品代が増えます。焼き付くと走行中に車輪が固まることがあり危険です。
- 出やすい年式・距離
- 走行 258,000〜298,000km(中央値 290,000km)。走行距離が伸びた個体、重い荷物を積む使い方の個体に集中しています。
2位ブレーキパッド1件 11%
その他の事例(各1件): ブレーキローター(ディスク)
確定は点検で。タイヤを持ち上げて回し、ガタと音を確かめてもらってください。
よくある質問
- タイヤの音との見分け方は?
- タイヤの偏摩耗の音は路面が変わると音色が変わります。ベアリングの音は路面に関係なく速度だけで変わり、カーブで片側だけ変化するのが特徴です。
- 片側だけ替えればいい?
- 音が出ている側だけの交換で直ります。ただし同じ距離を走っている反対側も遠からず同じ症状が出るので、まとめて替える判断もあります。
- そのまま走って大丈夫?
- 音だけのうちは走れますが、ハンドルに振動が出たりガタが出たら早めに。高速道路の長距離は避けてください。
事例(こうだったから、こうして直った)
集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。
他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。
| 型式・年式 | 走行 | 他の症状 | 原因・交換した部品 | 費用 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|
| — | 250,000km | 段差でゴトゴト・コトコト音 | ハブベアリング | — | 整備ブログ |
| TRH200 | — | — | ハブベアリング | — | 整備ブログ |
| KDH200 2005年式 | — | 車の下からビビリ・カタカタ音 | ハブベアリング | — | 整備ブログ |
| — | — | ブレーキ時のキーキー音 | ハブベアリング、ブレーキローター(ディスク)、ブレーキパッド | — | 整備ブログ |
| — | 300,000km | — | ハブベアリング | — | 整備ブログ |
| — | — | 車の下・床下からの異音 | ハブベアリング | — | 整備ブログ |
| TRH200 2006年式 | 290,000km | — | ハブベアリング | — | 整備ブログ |
費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。
自分で直す人向け: 部品を探す
1位の部品名で検索します。適合は型式・類別で必ず確認してください。
監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-11 更新日:2026-09-13
本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。

高速でゴーと鳴り出したら、持ち上げてタイヤを揺すります。ガタがあればハブベアリング。ハイエースは片側だけ先に来ることが多いです。