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トヨタ

アルファードで走行中のハンドル・車体の振動

早めに点検
1位CVT(無段変速機)50%2位コンロッド(エンジン内部破損)17%3位燃料タンク・サクションチューブ17%

まず疑うのはCVT(無段変速機)です。アルファードで走行中にハンドルや車体が震えるという相談では、この部分が最も多く挙がっています。次にコンロッド(エンジン内部の部品)の破損、燃料タンク・サクションチューブ、ハブベアリング(車輪の回転を支える軸受け)と続きます。震えが出る場面(発進直後か、一定の速度で巡航しているときか、ハンドルを切ったときか)で、疑う順番が変わります。

全国の整備事例6件を集計

疑う順

修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。

1位CVT(無段変速機)3件 50%
見分け方(自分で確認できること)
発進してすぐ、または低い速度でアクセルを軽く踏んでいるときに、ブルブルと細かい震えが座席やハンドルに伝わるかを見てください。踏み増すと消える、渋滞ののろのろ運転だけで出る、という出方が目立ちます。速度が伸びないのに回転だけ上がる感じ、加速のつながりがぎこちない感じが一緒に出ることもあります。メーターに変速機やエンジンの警告表示が出るかも合わせて確認してください。
放置するとどうなる
震えが大きくなり、発進のもたつきや加速の不安定さにつながります。内部の滑りが続くと油が傷み、修理の範囲が広がることがあります。
出やすい年式・距離
2004〜2015年式、走行 75,600〜131,600km(中央値 110,000km)。初度登録から年数が経った個体、走行距離が伸びた個体に多く見られます。
2位コンロッド(エンジン内部破損)1件 17%
見分け方(自分で確認できること)
エンジンルームの奥から「カンカン」「ガラガラ」という今までしなかった打撃音が出て、それに合わせて車体が震えるのが特徴です。アクセルを踏み込むと音も震えも強くなる、信号待ちのアイドリングが荒い、といった変化も手がかりです。油圧やエンジンの警告灯が点いた、マフラーから白い煙が出た、エンジンオイルが急に減った、という場合は無理に走らせず安全な場所に停めてください。
放置するとどうなる
内部の傷みが進み、走行中に動かなくなってレッカーになることがあります。周りの部品まで傷めることもあります。

その他の事例(各1件): 燃料タンク・サクションチューブ、ハブベアリング

ここに挙げたのは疑う順番の目安です。同じ震えでも、出どころは車ごとに違います。震えが出る速度や場面、警告灯の有無を伝えていただいたうえで、確定は点検で。

よくある質問

震えたまま走っても大丈夫ですか
震えが小さく、警告灯も点いていなければ、すぐ停める必要はないことが多いです。ただし高速道路で震えが強い、打撃音や焦げたようなにおいを伴う、警告灯が点いたという場合は、安全な場所に停めてご相談ください。
タイヤやホイールのバランスが原因ということもありますか
あります。一定の速度域だけハンドルが小刻みに震える場合はバランスや空気圧も確認します。ただし今回の事例で多いのは変速機まわりですので、震えの出る場面を思い出して伝えていただくと切り分けが早まります。
修理はどれくらいかかりますか
どこが原因かで大きく変わります。タイヤまわりなら短時間で済むこともありますし、変速機やエンジン内部が絡むとお預かりが長くなります。まず点検で範囲を絞ってからお伝えします。
この状態で車検は通りますか
震えそのものより、原因になっている箇所の状態で判断が変わります。油漏れや排気の状態、足まわりのガタがあると通らないことがありますので、点検のときに合わせて確認します。

事例(こうだったから、こうして直った)

集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。

他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。

型式・年式走行他の症状原因・交換した部品費用出典
GGH25 2011年式91,700kmエンジン警告灯(チェックランプ)点灯、加速しない・パワーが出ない燃料タンク・サクションチューブ国交省
AGH30 2017年式110,000kmエンジン警告灯(チェックランプ)点灯CVT(無段変速機)国交省
ANH25 2010年式88,600kmエンジンからの異音、ハンドルが取られる・まっすぐ走らないハブベアリング国交省
ANH20 2008年式67,000km回転だけ上がって進まない(滑り)CVT(無段変速機)国交省
ANH20 2008年式103,800km焦げ臭い・ゴム臭い、エンジンからの異音(冷間時)コンロッド(エンジン内部破損)国交省
ATH10 2003年式137,000km走行不能・走れないCVT(無段変速機)国交省

費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。

出典

「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成

本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。

監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-12 更新日:2026-09-12

本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。