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トヨタ

アルファードで冷却水漏れ・減る

早めに点検
1位ラジエーター50%2位ヘッドガスケット20%3位ボディパネル・車体10%

まず疑うのはラジエーター本体からの漏れです。国の不具合情報に寄せられたアルファードの冷却水関係では、ラジエーターの割れ・にじみが目立って多く、次にボディ側(車体)の事案、ヘッドガスケット、樹脂製のウォーターバイパスパイプ、ウォーターポンプが少数ずつ並びます。まずは駐車場に緑や赤の液だまりができていないか、リザーブタンクの水位が前より下がっていないかを見てください。

全国の整備事例10件を集計

疑う順

修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。

1位ラジエーター5件 50%
見分け方(自分で確認できること)
駐車していた場所の前寄り、エンジンルームの真下あたりに色付きの液だまりができる。甘いようなにおいがする。ボンネットを開けると、ラジエーターの上側の樹脂タンクと金属部分のつなぎ目に白い粉のような跡や、湿った筋が残っていることがあります。リザーブタンクの水位が補充してもまた下がる、高速走行のあとだけ水温計が高めに振れる、といった変化も手がかりです。エンジンが熱いうちはキャップを開けないでください。
放置するとどうなる
漏れが進むと冷却水が足りなくなり、水温が上がって走れなくなることがあります。オーバーヒートまで至るとエンジン本体を傷めます。
出やすい年式・距離
2004年式、走行 55,200〜104,204km(中央値 84,545km)。初度登録から年数が経った個体、走行距離が伸びた個体に多く見られます。
2位ヘッドガスケット2件 20%
見分け方(自分で確認できること)
外に漏れた跡が見当たらないのに冷却水だけが減っていくときに疑います。マフラーから白い湯気のような煙が長く続く、暖まっても消えない、リザーブタンクの中でぽこぽこと泡が出る、といった様子が手がかりです。エンジンオイルの色が乳白色に濁っているのも同じ方向のサインです。
放置するとどうなる
冷え方が不安定になり、燃焼室側へ冷却水が入り続けると、エンジン内部の傷みが広がります。

その他の事例(各1件): ボディパネル・車体、ウォーターバイパスパイプ(樹脂製)、ウォーターポンプ

ここに挙げたのは疑う順番の目安です。冷却水の漏れは、漏れた跡の場所と減り方で候補が絞れますが、似た症状でも原因は車ごとに違います。水温計の動きと、液だまりができる位置を伝えてください。確定は点検で。

よくある質問

冷却水が減っていますが、そのまま走っても大丈夫ですか。
短い距離でも水温計とリザーブタンクの水位は必ず確認してください。水温計がいつもより高い位置まで上がる、警告灯が点く、湯気が出るときは走行を控えてください。減りがゆっくりで水温が普段どおりなら、水位を規定の範囲に保ったうえで早めに点検に出す形が現実的です。
とりあえず水道水を足してもいいですか。
応急としては可能です。ただし冷却水は凍結や錆を防ぐ成分が入っているので、水だけで薄まった状態を続けるのは避けてください。エンジンが熱いうちにキャップを開けると噴き出すので、必ず冷めてから、リザーブタンク側に少しずつ足してください。そのうえで漏れている場所を見てもらってください。
修理にはどれくらいかかりますか。
どこから漏れているかで大きく変わります。外側の部品の交換で済むものは比較的短期間ですが、エンジンの奥や内部が絡む場合は分解が必要になり、日数も部品の入荷待ちも長くなります。まず漏れ場所を特定してから、日数の見通しをお伝えする流れになります。
この状態で車検は通りますか。
冷却水が明らかに漏れている状態は、そのままでは指摘の対象になります。漏れを直したうえで受けるのが基本です。にじみ程度か、したたる量かで扱いが変わるので、車検前の点検で見てもらってください。

事例(こうだったから、こうして直った)

集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。

他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。

型式・年式走行他の症状原因・交換した部品費用出典
AGH30 2017年式9,000kmウォーターバイパスパイプ(樹脂製)国交省
ANH10 2004年式73,592kmウォーターポンプ国交省
ATH10 2004年式109,673kmラジエーター国交省
ANH15 2004年式160,000km暖房が効かないボディパネル・車体国交省
ANH15 2004年式103,000km暖房が効かないヘッドガスケット国交省
ATH10 2004年式84,545kmラジエーター国交省
ANH10 2002年式140,000kmヘッドガスケット国交省
ANH1044,000kmラジエーター国交省
ANH1072,000kmラジエーター国交省
ATH10 2004年式96,000kmラジエーター国交省

費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。

出典

「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成

本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。

監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-12 更新日:2026-09-12

本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。