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ホンダエンジン L13A

フィット(L13A)でエンジンからカンカン・ノッキング音

早めに点検
1位CVT(無段変速機)44%2位イグニッションコイル22%3位AT(オートマチック)11%

まず疑うのはCVT(無段変速機)まわりです。カンカン・ノッキング音と感じても、出どころがエンジン本体ではなく変速機側だったという申告が最も多く集まっています。次にイグニッションコイル、そしてAT、ECU、スパークプラグと続きます。音が出るのが「アクセルを踏んで速度が乗るとき」なのか「回転が上がったとき」なのかで、疑う方向が変わります。

全国の整備事例9件を集計

疑う順

修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。

1位CVT(無段変速機)4件 44%
見分け方(自分で確認できること)
坂道や加速中に音が強くなり、アクセルを戻すと静かになるかを聞いてみてください。停車してブレーキを踏んだままアイドリングしているときは音がせず、走り出すと出る場合は変速機側の手がかりです。速度の上がり方がぎくしゃくする、発進時に一拍遅れる感じがある、といった変化も一緒に出ることがあります。
放置するとどうなる
変速のつながりが悪くなり、加速しにくくなることがあります。内部の摩耗が進むと、周囲の部品にも負担がかかります。
出やすい年式・距離
2002〜2006年式、走行 14,224〜52,304km(中央値 41,521km)。初度登録から年数が経った個体からの申告が目立ちます。走行距離がそれほど伸びていない個体からも挙がっています。
2位イグニッションコイル2件 22%
見分け方(自分で確認できること)
エンジン警告灯が点いていないか見てください。信号待ちで車体が小刻みに揺れる、アクセルを踏んだときに一瞬つんのめる、音が回転の上下に合わせて変わる、といった出方をします。冷えているときだけ、雨の日だけ、と条件で変わることもあります。
放置するとどうなる
燃え残ったガソリンが排気側に流れ、触媒を傷めることがあります。揺れが大きいまま走ると燃費も落ちます。

その他の事例(各1件): AT(オートマチック)、ECU(コンピューター)、スパークプラグ

ここに挙げたのは疑う順番の目安です。同じカンカンという音でも、出どころは車ごとに違います。音が出るタイミング(停車中か、加速中か)を伝えたうえで、確定は点検で。

よくある質問

音がしますが、そのまま走って大丈夫ですか。
音が小さく、加速も普段どおりなら、すぐに止まるとは限りません。ただし警告灯が点いている、加速しない、音がどんどん大きくなる、という場合は距離を伸ばさず早めに見てもらってください。高速道路の長距離は避けたほうが安心です。
どこの音か自分で見分けられますか。
停車してブレーキを踏んだままアクセルを少しあおったときに音が出るなら、エンジン側や点火側の可能性が上がります。停車中は静かで走り出すと出るなら、変速機側が疑われます。この違いを整備士に伝えるだけで絞り込みが早くなります。
車検は通りますか。
音そのものが直ちに不合格になるとは限りませんが、警告灯が点いたままだと指摘の対象になります。原因が分からないまま車検だけ通しても症状は残るので、先に点検を受けるほうが結果的に早いです。
修理にはどれくらいかかりますか。
点火まわりの部品交換なら短時間で終わることが多く、変速機の内部に及ぶ場合は日数がかかります。まずは切り分けの点検を受けて、どちら方向かを確かめてください。

事例(こうだったから、こうして直った)

集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。

他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。

型式・年式走行他の症状原因・交換した部品費用出典
GD1 2006年式50,000kmエンスト・走行中に止まるイグニッションコイル国交省
GD1 2007年式75,000kmイグニッションコイル国交省
GD1 2002年式117,500kmエンスト・走行中に止まるスパークプラグ(未解決)国交省
GD1 2001年式33,540km変速ショック・ギクシャク、加速しない・パワーが出ないAT(オートマチック)国交省
GD1 2002年式41,521km走行中のハンドル・車体の振動CVT(無段変速機)国交省
GD1 2006年式7,400km走行中のハンドル・車体の振動、変速ショック・ギクシャクCVT(無段変速機)(未解決)国交省
GD1 2003年式61,300kmアイドリング不調・振動、エンスト・走行中に止まるECU(コンピューター)国交省
GD1 2004年式55,000kmギアが入らない・動かないCVT(無段変速機)国交省
GD1ギアが入らない・動かないCVT(無段変速機)国交省

費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。

出典

「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成

本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。

監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-12 更新日:2026-09-12

本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。