タントでエンジン警告灯(チェックランプ)点灯
まず疑うのはO2センサー・A/Fセンサー(排気の中の酸素量を測る部品)です。タントでエンジン警告灯が点くという相談では、このセンサー系がいちばん多く挙がっています。次にAT(オートマチック)、エンジンオイル、スパークプラグ、スロットルボディと続きます。警告灯が点いたときの走りの変化(力が落ちる、アイドリングが不安定、変速がおかしい、オイルの減り)で、見る方向はある程度絞れます。
疑う順
修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。
- 見分け方(自分で確認できること)
- エンジンの形をした警告灯が点いたまま消えない、走り自体は大きく変わらないのに燃費が落ちた、というときに多い組み合わせです。信号待ちで軽く揺れる、マフラーのにおいが以前より強い、といった変化も手がかりになります。まずは点いている絵柄がエンジンの形か、バッテリーや油圧など別のマークかを確かめてください。
- 放置するとどうなる
- 燃料の量を合わせる指示がずれたまま走ることになり、燃費が悪くなります。状態によっては触媒(排気をきれいにする部品)に余分な負担がかかり、修理の範囲が広がることがあります。
- 出やすい年式・距離
- 2004年式、走行 26,400〜62,400km(中央値 40,000km)。初度登録から年数が経った個体、走行距離が伸びた個体に多く挙がっています。
- 見分け方(自分で確認できること)
- 警告灯と一緒に、発進や加速でギクシャクする、変速のつながりが一拍遅れる、坂道で回転だけ上がって速度がついてこない、といった変化が出ていないか見てください。朝の冷えているときだけ出て、暖まると軽くなるかどうかも手がかりです。
- 放置するとどうなる
- 滑ったまま乗り続けると内部の傷みが進み、走れなくなることがあります。油が傷んで修理の範囲が広がることもあります。
その他の事例(各1件): 触媒、エンジンオイル、排気ガスケット・遮熱板
ここに挙げたのは疑う順番の目安です。同じ警告灯でも、点いている理由は車ごとに違います。点いた絵柄と、そのときの走りの様子を伝えたうえで、確定は点検で。
よくある質問
- 警告灯が点いたまま走っても大丈夫ですか。
- 点きっぱなしで走りに大きな変化がないなら、すぐ路肩に止めるほどではないことが多いです。ただし点滅している場合や、力が落ちる・震える・変な音がするときは、無理をせず安全な場所に停めてご相談ください。
- 一度消えたのでそのままで平気でしょうか。
- 消えても、記録は車のコンピューターに残っていることがあります。同じ条件でまた点くことが多いので、消えたタイミングと、そのときの走り方をメモして点検時に伝えてください。
- この状態で車検は通りますか。
- エンジン警告灯が点いたままだと、検査で指摘の対象になります。車検の前に点検を済ませておくほうが、日程の組み直しがなくて済みます。
- 修理にはどのくらいかかりますか。
- どこが絡んでいるかで変わります。センサーや点火まわりなら部品の手配が付けば短く済むことが多く、変速機の中まで見る場合は日数がかかります。まずは記録を読んで、範囲を絞るところからです。
事例(こうだったから、こうして直った)
集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。
他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。
| 型式・年式 | 走行 | 他の症状 | 原因・交換した部品 | 費用 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|
| L350 2004年式 | 208,000km | エンスト・走行中に止まる、オイル漏れ・オイルにじみ | エンジンオイル | — | 国交省 |
| L465 2010年式 | 78,700km | — | AT(オートマチック) | — | 国交省 |
| L375S 2012年式 | — | — | 触媒、排気ガスケット・遮熱板 | — | 整備ブログ |
| LA650S 2021年式 | 1,000km | 加速しない・パワーが出ない | スロットルボディ(未解決) | — | 国交省 |
| L350 2004年式 | 40,000km | — | O2センサー・A/Fセンサー | — | 国交省 |
| L350 2004年式 | 68,000km | — | O2センサー・A/Fセンサー | — | 国交省 |
| L375S 2011年式 | 25,000km | 加速しない・パワーが出ない | スパークプラグ | — | 国交省 |
| L350 2004年式 | 23,000km | — | O2センサー・A/Fセンサー | — | 国交省 |
費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。
自分で直す人向け: 部品を探す
1位の部品名で検索します。適合は型式・類別で必ず確認してください。
出典
- 国土交通省 自動車不具合情報ホットライン(7件)
- 整備工場のブログ(1件)
「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成
本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。
監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-12 更新日:2026-09-12
本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。
