タントでオイル漏れ・オイルにじみ
まず疑うのはCVT(無段変速機)まわりからの漏れで、集めた事例ではここが目立ちます。次にブレーキキャリパー、ドライブシャフト、エンジンオイル、オイルパンガスケットと続きます。同じ「オイル漏れ」でも、駐車跡のシミの位置(前寄りか、タイヤの内側か)と、液の色やさらさら具合で見る場所が変わります。
疑う順
修理費の目安は、費用の記載がある事例が3件以上集まった部品にだけ載せています。
- 見分け方(自分で確認できること)
- エンジンルームの下、車体の前寄りに湿った跡や赤みを帯びた液のシミが残ることがあります。走ったあとに、油が焼けたようなにおいが前方からすることも手がかりです。発進のもたつき、加速が一拍遅れる感じ、変速のときのショックが一緒に出ていないかも合わせて見てください。
- 放置するとどうなる
- 油が減ったまま走ると内部の滑りが進み、加速しにくくなることがあります。放置すると傷みが広がり、修理の範囲が大きくなります。
- 見分け方(自分で確認できること)
- ホイールの内側やタイヤの裏側だけが湿っている、ホイールの汚れ方が片側だけ違う、というのが手がかりです。ブレーキ液はさらっとして無色から薄い黄色です。ブレーキペダルがいつもより深く入る、警告灯が点く、といった変化があれば無理に走らせないでください。
- 放置するとどうなる
- ブレーキの効きが安定しなくなることがあります。液が付いたままだと周りの部品や塗装も傷みます。
その他の事例(各1件): ドライブシャフト、エンジンオイル、オイルパンガスケット
ここに挙げたのは症状から絞り込むための順番の目安です。オイル漏れは、垂れている場所と漏れ出している場所がずれることがよくあります。シミの位置と液の色を伝えていただけると切り分けが早まります。確定は点検で。
よくある質問
- にじむ程度なら、このまま走っても大丈夫ですか
- にじみの量と場所によります。地面に垂れて跡が残る、オイルの量が目に見えて減る、ブレーキ液が疑われる、という場合は走行を控えて点検を受けてください。うっすら湿っている程度なら、量を確かめながら早めに見てもらうのが安心です。
- 漏れている液が何なのか、自分で見分けられますか
- 色と手ざわりがヒントになります。黒っぽくぬるりとしていればエンジンオイル、赤みを帯びていれば変速機の油、さらさらで無色に近ければブレーキ液、ねっとりした薄茶色ならドライブシャフトのグリスであることが多いです。白い紙を下に敷いて一晩置くと分かりやすくなります。
- 車検は通りますか
- 漏れの程度と場所によります。地面に滴るような漏れや、ブレーキまわりからの漏れは、そのままでは通らないことがあります。にじみ程度でも指摘は受けますので、車検前に見てもらうと段取りが楽です。
- 修理にはどのくらい日数がかかりますか
- 漏れている場所の特定に半日ほど見ていただくことが多いです。部品の取り寄せが必要か、周りを外す作業がどこまで要るかで日数は変わりますので、点検のあとに目安をお伝えします。
事例(こうだったから、こうして直った)
集めた事例を1件ずつ。年式・距離・症状の組み合わせと、原因・交換した部品、費用、出典です。文章は引用せず、事実だけを載せています。
他にこんな症状はありますか? 当てはまるものを押すと、事例が絞られて、その組み合わせで多かった部品が出ます。
| 型式・年式 | 走行 | 他の症状 | 原因・交換した部品 | 費用 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|
| L350 2004年式 | 208,000km | エンジン警告灯(チェックランプ)点灯、エンスト・走行中に止まる | エンジンオイル | — | 国交省 |
| L375S 2009年式 | 69,732km | 走行中のハンドル・車体の振動 | CVT(無段変速機) | — | 国交省 |
| LA600S 2014年式 | 26,900km | — | CVT(無段変速機) | — | 国交省 |
| LA600S 2014年式 | 34,000km | — | ターボチャージャー | — | 国交省 |
| L375S 2011年式 | 130,000km | エンジンからカンカン・ノッキング音 | バルブステムシール(オイル下がり) | — | 国交省 |
| L385S 2010年式 | 16,000km | — | ブレーキキャリパー | — | 国交省 |
| L375S 2009年式 | 23,000km | — | オイルパンガスケット | — | 国交省 |
| L350 2005年式 | 212,500km | — | ドライブシャフト | — | 国交省 |
費用は事例に書かれていた金額です。車両の状態・地域・工場で変わります。「—」は記載なし。
自分で直す人向け: 部品を探す
1位の部品名で検索します。適合は型式・類別で必ず確認してください。
出典
「自動車不具合情報ホットライン」(国土交通省)(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/opn.html)を加工して作成
本文は各サイトから引用していません。事例の事実(車種・症状・原因・費用)だけを集計しています。
監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-12 更新日:2026-09-12
本ページは全国の整備事例の集計と当社の経験に基づく「疑う順」です。原因の確定は必ず点検で行ってください。修理費は事例の中央値と幅で、車両の状態・地域・工場により異なります。
