ヴェルファイアの故障・持病
ヴェルファイアはアルファードの兄弟車で、20系(2008〜2015年)から始まります。中身はアルファードと同じなので、10系にあたる世代はありません。集めた事例で最も多いのはCVTで、20系の2.4L と30系の2.5L の両方に出ています。ステアリングのカタカタ音、雨漏り、塗装が続きます。アルファードの読み物も合わせて見てください。
型式・エンジンを選ぶと、その車の持病・症例・多い故障に切り替わります。
イラストはイメージです症状から見る
この車種の監修済み症例はまだありません。
エンジンを問わず出るもの
ステアリングのインターミディエイトシャフトのカタカタ音は20系の持病で、ハイブリッドや3.5Lでも出ています。塗装の剥がれと錆(2008〜2014年式、11万km前後)、ウェザーストリップの雨漏りも世代をまたぎます。
中古で買うとき・長く乗るときに見るところ
20系も30系も、試乗でCVTの唸りと変速の滑りを確かめるのが最初です。2.4L(2AZ)はオイルの減りを見ます。ハンドルを左右に切ったときのカタカタ音、ルーフやドア下の錆も一緒に。確定は点検で。
この車で多い故障(部品別)
集めた整備事例68件のうち、どの部品が原因・交換になったかの割合です。走っている台数あたりの故障率ではありません。
- CVT(無段変速機)17件 25%主な症状: 加速しない・パワーが出ない走行70,000km前後で多い
- ステアリングインターミディエイトシャフト4件 6%主な症状: ハンドルからカタカタ・ガタつき走行50,000km前後で多い
- ボディパネル・車体3件 4%主な症状: 部品の破損・脱落走行130,000km前後で多い
- 塗装3件 4%主な症状: 塗装の剥がれ・浮き走行110,000km前後で多い
- ウェザーストリップ・シール3件 4%主な症状: 雨漏り・室内が濡れる走行50,000km前後で多い
- ブラケット・ステー2件 3%主な症状: 部品の破損・脱落
- ブレーキアクチュエータ(ハイブリッド)2件 3%主な症状: ブレーキの効きが悪い・ペダルが深い
- クランクシール・カムシール2件 3%主な症状: オイル漏れ・オイルにじみ
- オイルストレーナー2件 3%主な症状: エンスト・走行中に止まる
- ワイパーモーター・リンク2件 3%主な症状: ワイパーが動かない・拭き残し
20系 2.4L ANH20・ANH25(2AZ-FE、CVT、2008〜2015年)
- 型式
ANH20ANH25- 年式
- 2008〜2015年
- エンジン
- 2.4L 直4 ガソリン、CVT
CVTの走行不能と変速ショック、オイルストレーナーの詰まり、ステアリングのカタカタ
まず疑うのはCVTです。走行不能、変速ショック、として2009〜2011年式、6万km前後に出ています。重い車体に2.4Lなので変速機の負担が大きく、唸り音が出始めたらフルードの状態を見ます。次がオイルストレーナーの詰まりによるエンストと加速不良(2012〜2014年式)で、2AZ-FEのオイル消費と関係があります。オイルが減る車はスラッジが溜まりやすく、ストレーナーが詰まると油圧が落ちます。
ステアリングのインターミディエイトシャフト(ハンドルからカタカタ、ギシギシ)、ウェザーストリップからの雨漏り、ワイパーモーターとリンクの故障(2009年式)が続きます。
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- エンスト・走行中に止まる4件・監修待ち
- 加速しない・パワーが出ない3件・監修待ち
- エンジンからガラガラ・カラカラ音3件・監修待ち
- 走行不能・走れない2件・監修待ち
- ハンドルを切るとギシギシ・ギュッ音2件・監修待ち
- 部品の破損・脱落2件・監修待ち
- 変速ショック・ギクシャク2件・監修待ち
- 油圧警告灯点灯2件・監修待ち
多い故障(部品別)
- CVT(無段変速機)6件 21%主な症状: 走行不能・走れない走行60,000km前後で多い
- オイルストレーナー2件 7%主な症状: エンスト・走行中に止まる
- ステアリングインターミディエイトシャフト2件 7%主な症状: ハンドルを切るとギシギシ・ギュッ音
- ウェザーストリップ・シール2件 7%主な症状: 雨漏り・室内が濡れる
- ワイパーモーター・リンク2件 7%主な症状: ワイパーが動かない・拭き残し
- ボディパネル・車体1件 3%主な症状: フロントガラスのひび・歪み
- ブレーキブースター1件 3%主な症状: ブレーキペダルが固い・重い
- ブレーキローター(ディスク)1件 3%主な症状: ブレーキの引きずり・タイヤがロック
20系 3.5L V6 GGH20・GGH25(2GR-FE、6AT、2008〜2015年)
- 型式
GGH20GGH25- 年式
- 2008〜2015年
- エンジン
- 3.5L V6 ガソリン、6AT
エンジンと変速機は丈夫。事例は少なく、電装とステアリング
事例は少なく、エンジン制御コンピューター、O2センサーとオルタネーターによる警告灯、ステアリングのカタカタ音、塗装の剥がれと錆、プロペラシャフトが各1件です。2GR-FEはVVT-iのオイルホースの漏れが知られていて、オイル漏れの訴えはまずそこを見ます。
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- 警告灯が複数・全部つく2件・監修待ち
多い故障(部品別)
- オルタネーター(発電機)1件 14%主な症状: ハンドルが重い
- デファレンシャル(デフ)1件 14%主な症状: ABS・横滑り警告灯点灯
- エンジン制御コンピューター1件 14%主な症状: エンスト・走行中に止まる
- O2センサー・A/Fセンサー1件 14%主な症状: 警告灯が複数・全部つく
- 塗装1件 14%主な症状: 塗装の剥がれ・浮き
- プロペラシャフト1件 14%主な症状: 車の下・床下からの異音
- ステアリングインターミディエイトシャフト1件 14%主な症状: ハンドルからカタカタ・ガタつき
20系ハイブリッド ATH20(2AZ-FXE、2011〜2015年)
- 型式
ATH20- 年式
- 2011〜2015年
- エンジン
- 2.4L 直4 + モーター(THS II)、E-Four
事例は少ない。ブレーキアクチュエータ
事例は少なく、ブレーキアクチュエータ(ブレーキの効きが悪い、ブレーキ警告灯、2012〜2013年式)、ステアリングのカタカタ音が挙がっています。ブレーキの手応えが変わったら早めに見てもらう部位です。
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- ブレーキの効きが悪い・ペダルが深い2件・監修待ち
多い故障(部品別)
- ブレーキアクチュエータ(ハイブリッド)2件 50%主な症状: ブレーキの効きが悪い・ペダルが深い
- バッテリー1件 25%主な症状: 冷却水漏れ・減る
- ステアリングインターミディエイトシャフト1件 25%主な症状: ハンドルからカタカタ・ガタつき
30系 2.5L AGH30・AGH35(2AR-FE、CVT、2015〜2023年)
- 型式
AGH30AGH35- 年式
- 2015〜2023年
- エンジン
- 2.5L 直4 ガソリン、CVT
この世代もCVTが最多。加速しない・唸り音
まず疑うのはCVTです。加速しない、エンジンからウィーン音、として2015〜2017年式、7万km前後に集中していて、30系の事例の半分近くを占めます。20系と同じくフルードの劣化から入り、滑りに進みます。クランクシールとカムシールのオイル漏れ、ブラケット・ステーの破損、パージバルブ(エンスト)が続きます。
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- 加速しない・パワーが出ない5件・監修待ち
- 部品の破損・脱落4件・監修待ち
- オイル漏れ・オイルにじみ2件・監修待ち
- エンジンからウィーン・ヒュー音2件・監修待ち
- 速度に応じたゴー・ウォン音(走行中のうなり)2件・監修待ち
- ミッション・CVTからの異音2件・監修待ち
- 変速ショック・ギクシャク2件・監修待ち
- エンジン警告灯(チェックランプ)点灯2件・監修待ち
多い故障(部品別)
- CVT(無段変速機)11件 46%主な症状: 加速しない・パワーが出ない走行70,000km前後で多い
- ボディパネル・車体2件 8%主な症状: 部品の破損・脱落
- ブラケット・ステー2件 8%主な症状: 部品の破損・脱落
- クランクシール・カムシール2件 8%主な症状: オイル漏れ・オイルにじみ
- AT(オートマチック)1件 4%主な症状: 加速しない・パワーが出ない
- ブレーキパッド1件 4%主な症状: ブレーキの引きずり・タイヤがロック
- ヘッドライトバルブ1件 4%主な症状: ランプ内側の曇り
- 塗装1件 4%主な症状: 塗装の剥がれ・浮き
30系ハイブリッド AYH30(2AR-FXE、2015〜2023年)
- 型式
AYH30- 年式
- 2015〜2023年
- エンジン
- 2.5L 直4 + モーター(THS II)、E-Four
事例はまだ少ない
事例はまだ少なく、傾向を語れる段階ではありません。仕組みは20系ハイブリッドと同じ系統なので、ブレーキ制御の見方を借ります。
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このエンジンの監修済み症例はまだありません。「全エンジン」のページも参考にしてください。
多い故障(部品別)
- ブレーキキャリパー1件 50%主な症状: ブレーキの効きが悪い・ペダルが深い
- ウェザーストリップ・シール1件 50%主な症状: 雨漏り・室内が濡れる
監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-13
