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トヨタ

ノアの故障・持病

ノアは60系(直噴の1AZ)、70系・80系(バルブマチックの3ZRとCVT)、80系・90系のハイブリッドで持病が分かれます。集めた事例で多いのはスライドドアまわりと、70系以降のCVT、燃料タンクのサクションチューブです。兄弟車のヴォクシーとほぼ同じ中身なので、そちらの事例も合わせて読んでください。ここでは整備工場の目線で、世代ごとに「何から疑うか」を整理します。

型式・エンジンを選ぶと、その車の持病・症例・多い故障に切り替わります。

イラストはイメージです

症状から見る

この車種の監修済み症例はまだありません。

エンジンを問わず出るもの

スライドドアは全世代の持病です。60系は雨漏りとゴムの貼り付き、70系以降はローラーとレールの摩耗(重くなる、途中で止まる)が中心です。

ドライブシャフトのブーツ切れとカリカリ音、ハブベアリングの唸りは、重い車体で人を多く乗せる使い方ほど早く出ます。

中古で買うとき・長く乗るときに見るところ

60系は燃料タンクのリコール改修歴と、スライドドアのゴムの状態。70系・80系はCVTの唸りとバルブマチックの改修歴、ウォーターポンプの交換歴を確認します。

スライドドアは両側を数回開け閉めして、重さと途中停止が無いかを見ます。確定は点検で。

この車で多い故障(部品別)

集めた整備事例121件のうち、どの部品が原因・交換になったかの割合です。走っている台数あたりの故障率ではありません。

  • ウェザーストリップ・シール16件 13%
    主な症状: スライドドアが開かない・閉まらない走行70,000km前後で多い
  • CVT(無段変速機)12件 10%
    主な症状: 走行中のハンドル・車体の振動走行70,000km前後で多い
  • 燃料タンク・サクションチューブ10件 8%
    主な症状: 燃料漏れ・燃料の匂い走行150,000km前後で多い
  • スライドドアモーター・ケーブル9件 7%
    主な症状: スライドドアが開かない・閉まらない走行50,000km前後で多い
  • ウォーターポンプ7件 6%
    主な症状: 冷却水漏れ・減る走行50,000km前後で多い
  • ドライブシャフト5件 4%
    主な症状: 曲がるときカリカリ・カタカタ音走行40,000km前後で多い
  • ブラケット・ステー4件 3%
    主な症状: 部品の破損・脱落走行90,000km前後で多い
  • スライドドアローラー・レール4件 3%
    主な症状: 加速しない・パワーが出ない走行90,000km前後で多い
  • VVTアクチュエータ・OCV4件 3%
    主な症状: エンジン警告灯(チェックランプ)点灯走行60,000km前後で多い
  • AT(オートマチック)3件 2%
    主な症状: エンスト・走行中に止まる走行100,000km前後で多い

監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-13