トヨタ
ハイエース ワゴンの故障・持病
ハイエースワゴン(200系、TRH2系)は 2TR-FE の2.7Lガソリンのみで、バンのようなディーゼルはありません。集めた事例で目立つのは塗装の劣化と剥がれ、そしてラジエーターからの冷却水漏れです。エンジンとミッションの重い故障はほとんど出ていません。バンの読み物も合わせて見てください。
イラストはイメージですガソリン16件
200系ワゴン TRH214・TRH219・TRH224・TRH229(2TR-FE、2004年〜)
- 型式
TRH214TRH219TRH224TRH229- 年式
- 2004年〜
- エンジン
- 2.7L 直4 ガソリン 2TR-FE、4AT/6AT
塗装の劣化と剥がれが半分。次がラジエーターの冷却水漏れ
最も多いのは塗装の劣化・剥がれで、2005〜2014年式にわたって出ていて、この車の事例の半分を占めます。屋根とボンネットの上面から白く濁って剥がれる出方で、大きな面積を日に当て続ける車の宿命です。走行には関わりませんが、放っておくと下地まで進んで錆になります。
次がラジエーターの冷却水漏れ(6万km前後)です。上下のタンクが樹脂なので、合わせ目から少しずつにじみます。リアのリーフスプリングの異音(段差でギシギシ)、パワーステアリング、スライドドアのモーター(開かない)、ブラケット、ABSユニットが各1件で続きます。
2TR-FE はバンと同じエンジンで、走行距離が伸びた車ではタイミングチェーンのテンショナーの音、エキゾーストマニホールドの割れ、オイル消費が知られています。ワゴンは人を乗せる車なので、バンほど過積載の負荷がかからないぶん、足回りの傷みは穏やかです。
症状から見る
- 塗装の剥がれ・浮き8件・監修待ち
- 冷却水漏れ・減る3件・監修待ち
- 部品の破損・脱落3件・監修待ち
多い故障(部品別)
- 塗装8件 50%主な症状: 塗装の剥がれ・浮き走行70,000km前後で多い
- ラジエーター3件 19%主な症状: 冷却水漏れ・減る走行70,000km前後で多い
- リーフスプリング2件 13%主な症状: 部品の破損・脱落
- ABSユニット1件 6%主な症状: 運転支援の誤作動・誤警報
- ブラケット・ステー1件 6%主な症状: スライドドアが開かない・閉まらない
- パワーステアリング(ポンプ・モーター)1件 6%主な症状: オイル漏れ・オイルにじみ
- スライドドアモーター・ケーブル1件 6%主な症状: スライドドアが開かない・閉まらない
中古で買うとき・長く乗るときに見るところ
屋根とボンネットの塗装の状態、冷却水の減り、リアのリーフスプリング、スライドドアの動き。確定は点検で。
監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-13
