ハイエース(100系)の故障・持病
100系ハイエース(1989〜2004年)は、ディーゼルの 1KZ-TE(3.0L ターボ)と 5L・3L・2L、ガソリンの 1RZ・2RZ があります。事例はまだ多くありませんが、1KZ-TE の噴射ポンプとシリンダーヘッドの冷却水漏れ、年数相応の足回りと電装が挙がっています。200系の読み物も合わせて見てください。
型式・エンジンを選ぶと、その車の持病・症例・多い故障に切り替わります。
イラストはイメージです症状から見る
この車種の監修済み症例はまだありません。
エンジンを問わず出るもの
年数が経った車なので、燃料フィルターの詰まり(アイドリング不調)、ブレーキの引きずり、錆によるステーの折損、配線の劣化はエンジンを問わず出ます。
中古で買うとき・長く乗るときに見るところ
1KZ-TE は暖機後のエンストと冷却水の減り、噴射ポンプの交換歴を見ます。下回りの錆とアクスルまわりは必ず確認します。確定は点検で。
この車で多い故障(部品別)
集めた整備事例25件のうち、どの部品が原因・交換になったかの割合です。走っている台数あたりの故障率ではありません。
- サプライポンプ(高圧燃料ポンプ)3件 12%主な症状: エンスト・走行中に止まる走行140,000km前後で多い
- ブラケット・ステー2件 8%主な症状: 錆・腐食
- ブレーキキャリパー2件 8%主な症状: ブレーキの引きずり・タイヤがロック
- 冷却水(LLC)2件 8%主な症状: 冷却水漏れ・減る
- ファンベルト・補機ベルト2件 8%主な症状: キュルキュル音(ベルト鳴き)
- 燃料フィルター2件 8%主な症状: アイドリング不調・振動
- ABSユニット1件 4%主な症状: 失火・ガクガクする
- アクスルシャフト1件 4%主な症状: 部品の破損・脱落
- ボディパネル・車体1件 4%主な症状: 錆・腐食
- ブレーキフルード1件 4%主な症状: オイル漏れ・オイルにじみ
海外仕様との違い
海外向けも日本製(トヨタ車体)で、エンジンやハイブリッド機構などの主要部品は国内向けと共通です。
1KZ-TE 3.0L ディーゼルターボ KZH100系(1993〜2004年)
- 型式
KZH100KZH106KZH110KZH116KZH120KZH126KZH132KZH138- 年式
- 1993〜2004年
- エンジン
- 3.0L 直4 ディーゼルターボ、4AT/5MT
噴射ポンプの電子制御の不良、シリンダーヘッドの冷却水漏れ
まず挙がるのは噴射ポンプ(サプライポンプ)で、エンスト、セルは回るがかからない、として1993〜1996年式、14万km前後に出ています。1KZ-TE の噴射ポンプは電子制御の弁(SPV)の不良で燃料が送れなくなる持病が知られていて、暖まると止まる、という出方が手がかりです。次が冷却水漏れで、ヘッドガスケットとシリンダーヘッドのひび割れ(2004年式、水温警告灯)です。1KZ はヘッドのひびで冷却水が減る持病があり、外に漏れが無いのに減るときはここを疑います。
アクスルシャフトの破損(走行中の振動)、ステーの錆と折損、補機ベルトの鳴き、エアコンのダンパーサーボの異音が続きます。
症状から見る
- エンスト・走行中に止まる2件・監修待ち
- セルは回るがかからない2件・監修待ち
- 部品の破損・脱落2件・監修待ち
多い故障(部品別)
- サプライポンプ(高圧燃料ポンプ)2件 20%主な症状: エンスト・走行中に止まる
- ABSユニット1件 10%主な症状: 失火・ガクガクする
- アクスルシャフト1件 10%主な症状: 部品の破損・脱落
- ブラケット・ステー1件 10%主な症状: 錆・腐食
- 冷却水(LLC)1件 10%主な症状: 冷却水漏れ・減る
- エアコンダンパーサーボ(吹き出し口切替モーター)1件 10%主な症状: エアコンをつけると異音
- ファンベルト・補機ベルト1件 10%主な症状: キュルキュル音(ベルト鳴き)
- ヘッドガスケット1件 10%主な症状: 冷却水漏れ・減る
5L 3.0L ディーゼル LH162〜LH186(1998〜2004年)
- 型式
LH162LH168LH172LH178LH182LH186- 年式
- 1998〜2004年
- エンジン
- 3.0L 直4 ディーゼル(自然吸気)
事例は少ない。黒煙、ブレーキ、ドアロック
事例は少なく、黒煙とエンスト(ステーの折損と一緒に申告)、ブレーキキャリパーの引きずり、ブレーキフルードとオイルの漏れ、ドアロックアクチュエーター、タイヤの片減り、配線が各1件です。機械式の噴射ポンプで丈夫なエンジンなので、事例は年数相応の消耗が中心です。
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- オイル漏れ・オイルにじみ2件・監修待ち
- 走行中のハンドル・車体の振動2件・監修待ち
多い故障(部品別)
- ブラケット・ステー1件 14%主な症状: 黒煙が出る
- ブレーキキャリパー1件 14%主な症状: 走行中のハンドル・車体の振動
- ブレーキフルード1件 14%主な症状: オイル漏れ・オイルにじみ
- ドアロックアクチュエーター1件 14%主な症状: ドアが開かない・閉まらない
- エンジンオイル1件 14%主な症状: オイル漏れ・オイルにじみ
- タイヤ1件 14%主な症状: タイヤの片減り・偏摩耗
- 配線・コネクタ(断線・接触不良)1件 14%主な症状: 部品の破損・脱落
2L 2.4L ディーゼル
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このエンジンの監修済み症例はまだありません。「全エンジン」のページも参考にしてください。
多い故障(部品別)
- ボディパネル・車体1件 50%主な症状: 錆・腐食
- 冷却水(LLC)1件 50%主な症状: 冷却水漏れ・減る
- ラジエーターホース1件 50%主な症状: 冷却水漏れ・減る
- ウェザーストリップ・シール1件 50%主な症状: 錆・腐食
2L 2.4L・3L 2.8L ディーゼル(100系・要確認)
- 型式
LH100LH110LH113LH115LH119LH123LH125LH129- 年式
- 1989〜1998
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このエンジンの監修済み症例はまだありません。「全エンジン」のページも参考にしてください。
多い故障(部品別)
- ファンベルト・補機ベルト1件 50%主な症状: 水温警告灯・オーバーヒート
- サプライポンプ(高圧燃料ポンプ)1件 50%主な症状: 意図しない急加速(申告)
3L 2.8L ディーゼル
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このエンジンの監修済み症例はまだありません。「全エンジン」のページも参考にしてください。
多い故障(部品別)
- ブレーキキャリパー1件 50%主な症状: ブレーキの引きずり・タイヤがロック
- ブレーキパッド1件 50%主な症状: ブレーキの引きずり・タイヤがロック
- ブレーキローター(ディスク)1件 50%主な症状: ブレーキの引きずり・タイヤがロック
- 燃料フィルター1件 50%主な症状: アイドリング不調・振動
1RZ 2.0L ガソリン(100系)
- 型式
RZH100RZH102RZH110RZH112- 年式
- 1989〜2004
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このエンジンの監修済み症例はまだありません。「全エンジン」のページも参考にしてください。
多い故障(部品別)
- フロントガラス1件 100%主な症状: 部品の破損・脱落
監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-13
