ハリアーの故障・持病
ハリアーは30系(2003〜2013年)の2.4L と 3.0L、そのハイブリッド、60系(2014〜2020年)の2.0L CVT、80系(2020年〜)で中身が違います。集めた事例は多くありませんが、30系の2AZ-FEは電子スロットルとヘッドガスケット、60系はCVT、と世代の色が出ています。ここでは整備工場の目線で、世代ごとに「何から疑うか」を整理します。
型式・エンジンを選ぶと、その車の持病・症例・多い故障に切り替わります。
イラストはイメージです症状から見る
この車種の監修済み症例はまだありません。
エンジンを問わず出るもの
燃料ポンプ(アイドリング不調、エンスト)は2009年式から2020年式まで散らばっていて、2018〜2020年式は燃料ポンプのリコール対象になっている可能性があります。テールランプの曇りも世代をまたぎます。
中古で買うとき・長く乗るときに見るところ
30系の2.4Lは冷却水の減りとオイルの減り、アイドリングの安定を見ます。60系はCVTの唸りと変速の滑り。80系は燃料ポンプの改修歴。確定は点検で。
この車で多い故障(部品別)
集めた整備事例38件のうち、どの部品が原因・交換になったかの割合です。走っている台数あたりの故障率ではありません。
- CVT(無段変速機)5件 13%主な症状: 車の下・床下からの異音走行80,000km前後で多い
- ラジエーター4件 11%主な症状: 冷却水漏れ・減る走行80,000km前後で多い
- 燃料ポンプ3件 8%主な症状: アイドリング不調・振動
- スロットルボディ3件 8%主な症状: エンジン回転が勝手に上がる
- ヘッドガスケット2件 5%主な症状: 冷却水漏れ・減る
- インバーター(ハイブリッド)2件 5%主な症状: エンスト・走行中に止まる
- テールランプ2件 5%主な症状: ランプ内側の曇り
- エアバッグ1件 3%主な症状: エアバッグ警告灯点灯
- オルタネーター(発電機)1件 3%主な症状: バッテリー警告灯点灯
- AT(オートマチック)1件 3%主な症状: 加速しない・パワーが出ない
30系 2.4L ACU30・ACU35(2AZ-FE、4AT、2003〜2013年)
- 型式
ACU30ACU35ACU10- 年式
- 2003〜2013年
- エンジン
- 2.4L 直4 ガソリン、4AT
電子スロットルの不調、ヘッドガスケット・ラジエーターの冷却水漏れ
まず挙がるのはスロットルボディで、エンジン回転が勝手に上がる、アイドリング不調、として2003〜2007年式に出ています。電子スロットルの汚れと学習値のずれが多く、清掃と初期化で収まる例が多いです。次が冷却水漏れで、ヘッドガスケット(2003〜2004年式)とラジエーター(2005〜2008年式、8万km前後)に分かれます。2AZ-FEはシリンダーヘッドのボルト穴のねじ山が傷んでガスケットから漏れる持病が知られていて、水温警告灯と冷却水の減りはまずここを疑います。
2AZ-FEのオイル消費(ピストンリング)もこの世代にあり、オイルの減りは早めに確かめます。テールランプの曇り、ドライブシャフトの音が続きます。
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- 冷却水漏れ・減る3件・監修待ち
- アイドリング不調・振動2件・監修待ち
- かかりが悪い・時間がかかる2件・監修待ち
多い故障(部品別)
- スロットルボディ3件 27%主な症状: エンジン回転が勝手に上がる
- ヘッドガスケット2件 18%主な症状: 冷却水漏れ・減る
- エアバッグ1件 9%主な症状: エアバッグ警告灯点灯
- ドライブシャフト1件 9%主な症状: 車の下・床下からの異音
- 燃料ポンプ1件 9%主な症状: アイドリング不調・振動
- 塗装1件 9%主な症状: 塗装の剥がれ・浮き
- ラジエーター1件 9%主な症状: 冷却水漏れ・減る
- テールランプ1件 9%主な症状: ランプ内側の曇り
30系ハイブリッド MHU38(3MZ-FE + モーター、2005〜2008年)
- 型式
MHU38- 年式
- 2005〜2008年
- エンジン
- 3.3L V6 + モーター(THS II)、E-Four
事例は少ない。インバーターと補機系
事例は少なく、インバーター(エンスト)、ブレーキペダルのセンサー、ヒューズ・リレーの焦げ、パワーステアリングの警告、ラジエーターが各1件です。年数の経ったハイブリッドなので、距離が伸びた車はインバーターと駆動用バッテリーの状態を見ておく世代です。
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このエンジンの監修済み症例はまだありません。「全エンジン」のページも参考にしてください。
多い故障(部品別)
- ブレーキペダルストロークセンサー・圧力センサー1件 17%主な症状: 加速しない・パワーが出ない
- ヒューズ・リレー1件 17%主な症状: 焦げ臭い・ゴム臭い
- インバーター(ハイブリッド)1件 17%主な症状: エンスト・走行中に止まる
- パワーステアリング(ポンプ・モーター)1件 17%主な症状: ハンドルが重い
- ラジエーター1件 17%主な症状: 冷却水漏れ・減る
- ホイール1件 17%主な症状: 部品の破損・脱落
60系 2.0L ZSU60・ZSU65(3ZR-FAE バルブマチック、CVT、2014〜2020年)
- 型式
ZSU60ZSU65- 年式
- 2014〜2020年
- エンジン
- 2.0L 直4 バルブマチック、CVT
CVTがほぼすべて。加速しない・床下からの音
事例はCVTに集中しています。加速しない、床下からの異音、として2016〜2018年式、8万km前後に出ています。ノア・ヴォクシーと同じエンジンとCVTなので、唸りが出たらフルードから見る、バルブマチックの警告灯は改修歴を確認する、という見方が当てはまります。
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- 車の下・床下からの異音2件・監修待ち
多い故障(部品別)
- CVT(無段変速機)5件 83%主な症状: 車の下・床下からの異音走行80,000km前後で多い
- ECU(コンピューター)1件 17%主な症状: ライト・ランプが点かない
80系 2.0L MXUA80・MXUA85(M20A-FKS、2020年〜)
- 型式
MXUA80MXUA85- 年式
- 2020年〜
- エンジン
- 2.0L 直4 ダイナミックフォース、CVT
事例はまだ少ない
新しい世代で事例はまだ少なく、傾向を語れる段階ではありません。
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このエンジンの監修済み症例はまだありません。「全エンジン」のページも参考にしてください。
多い故障(部品別)
- 燃料ポンプ1件 50%主な症状: 燃費が急に悪くなった
- 燃料タンク・サクションチューブ1件 50%主な症状: 燃料漏れ・燃料の匂い
80系ハイブリッド AXUH80・AXUH85(A25A-FXS、2020年〜)
- 型式
AXUH80AXUH85AXUP85- 年式
- 2020年〜
- エンジン
- 2.5L 直4 + モーター(THS II)
事例はまだ少ない
新しい世代で事例はまだ少なく、傾向を語れる段階ではありません。同じ系統のハイブリッドを積むクラウン(22系)やRAV4の事例を参考にします。
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このエンジンの監修済み症例はまだありません。「全エンジン」のページも参考にしてください。
多い故障(部品別)
- エンジンマウント1件 50%主な症状: エンジンからの異音(冷間時)
- バックドアダンパー1件 50%主な症状: 車の下からビビリ・カタカタ音
2GR 3.5L ガソリン
- 型式
GSU30GSU36- 年式
- 2006〜2007
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- エンジンからガラガラ・カラカラ音2件・監修待ち
多い故障(部品別)
- オルタネーター(発電機)1件 20%主な症状: バッテリー警告灯点灯
- AT(オートマチック)1件 20%主な症状: 加速しない・パワーが出ない
- タイミングベルト1件 20%主な症状: エンジンからガラガラ・カラカラ音
- VVTアクチュエータ・OCV1件 20%主な症状: エンジンからの異音(冷間時)
- ウォーターポンプ1件 20%主な症状: 冷却水漏れ・減る
1MZ 3.0L ガソリン
- 型式
MCU30MCU10MCU31- 年式
- 2003〜2005
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このエンジンの監修済み症例はまだありません。「全エンジン」のページも参考にしてください。
多い故障(部品別)
- ラジエーター2件 67%主な症状: 冷却水漏れ・減る
- ショックアブソーバー1件 33%主な症状: 車の下からビビリ・カタカタ音
2AR 2.5L ハイブリッド
- 型式
AVU65- 年式
- 2014〜2019
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このエンジンの監修済み症例はまだありません。「全エンジン」のページも参考にしてください。
多い故障(部品別)
- インバーター(ハイブリッド)1件 50%主な症状: ハイブリッドシステム警告
- テールランプ1件 50%主な症状: 部品の破損・脱落
監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-13
