ジムニーシエラの故障・持病
ジムニーシエラは、軽のジムニーと同じ車台に 1.3L(M13A、JB43)または 1.5L(K15B、JB74)を積んだ小型車です。事例は JB74 に集まっていて、クラッチまわりのオイル漏れとアクスルが中心です。軽のジムニーの読み物も合わせて見てください。
型式・エンジンを選ぶと、その車の持病・症例・多い故障に切り替わります。
イラストはイメージです症状から見る
この車種の監修済み症例はまだありません。
中古で買うとき・長く乗るときに見るところ
MT車はクラッチのつながる位置とペダルの感触、下回りのオイルのにじみ。大径タイヤに替えた車はハンドルの振動と足回りのブッシュを見ます。確定は点検で。
この車で多い故障(部品別)
集めた整備事例11件のうち、どの部品が原因・交換になったかの割合です。走っている台数あたりの故障率ではありません。
- クラッチ3件 27%主な症状: オイル漏れ・オイルにじみ走行30,000km前後で多い
- アクスルシャフト2件 18%主な症状: オイル漏れ・オイルにじみ
- オルタネーター(発電機)1件 9%主な症状: キュルキュル音(ベルト鳴き)
- ボールジョイント1件 9%主な症状: 走行中のハンドル・車体の振動
- ブレーキキャリパー1件 9%主な症状: 車の下からビビリ・カタカタ音
- ブレーキフルード1件 9%主な症状: エンジンからガラガラ・カラカラ音
- ブレーキシュー(ドラム)1件 9%主な症状: エンジンからガラガラ・カラカラ音
- クランクシール・カムシール1件 9%主な症状: エンジンからガラガラ・カラカラ音
- デファレンシャル(デフ)1件 9%主な症状: 車の下・床下からの異音
- ハブベアリング1件 9%主な症状: エンジンからガラガラ・カラカラ音
この距離で車検に落ちる項目(英国のデータ)
英国の車検(MOT)の公開データから、走行距離ごとの不合格率を出したものです。英国で走っている同じ車の実績で、日本からの中古並行輸入も多く含まれます。
JB33・JB43 前期 G13BB
| 0〜5万km506台 | ブレーキキャリパー 7.3%フロントガラス 2.6%触媒 2.2% |
|---|---|
| 5〜10万km1,659台 | ブレーキキャリパー 6.1%触媒 4.2%フロントガラス 2.3% |
| 10〜15万km2,261台 | 触媒 7.5%ブレーキキャリパー 7.5%エアバッグ 6.3% |
| 15〜20万km1,241台 | 触媒 12.8%ブレーキキャリパー 9.0%エアバッグ 8.8% |
| 20〜25万km295台 | 触媒 13.2%フロントガラス 9.5%ブレーキキャリパー 9.2% |
JB43 M13A
| 0〜5万km3,454台 | コイルスプリング 5.8%ブレーキキャリパー 2.0%ボディパネル・車体 1.9% |
|---|---|
| 5〜10万km6,070台 | ボディパネル・車体 9.5%ブレーキキャリパー 4.8%フロントガラス 2.1% |
| 10〜15万km6,828台 | ブレーキキャリパー 8.9%エアバッグ 6.3%brake_pipe 5.5% |
| 15〜20万km3,927台 | ブレーキキャリパー 9.8%エアバッグ 8.0%触媒 6.5% |
| 20〜25万km1,112台 | ブレーキキャリパー 10.2%エアバッグ 9.1%触媒 8.0% |
| 25〜30万km187台 | ブレーキキャリパー 15.0%フロントガラス 10.2%触媒 7.0% |
JB74 K15B
| 0〜5万km1,977台 | フロントガラス 1.9%ブレーキキャリパー 0.5%ブレーキローター(ディスク) 0.3% |
|---|---|
| 5〜10万km348台 | フロントガラス 3.7%空気圧センサー 0.6%エアバッグ 0.6% |
融雪塩による錆と、タイヤ・ワイパー・電球などの消耗品は除いています。英国の道路事情によるもので、日本の車検の合否とは基準が違います。出典: DVSA(Open Government Licence v3.0)
JB74(K15B 1.5L、4AT/5MT、2018年〜)
- 型式
JB74- 年式
- 2018年〜
- エンジン
- 1.5L 直4 K15B(自然吸気)、パートタイム4WD、4AT/5MT
クラッチまわりのオイル漏れ、アクスルシャフト。距離3万km前後の若い車から
まず挙がるのはクラッチで、オイル漏れとして2019年以降、3万km前後の若い距離で出ています。MT車のレリーズシリンダーとその周辺からの漏れで、軽のJB64と同じ傾向です。ペダルが奥まで沈む、つながる位置が変わった、というときはここを見ます。
次がアクスルシャフト(走れない、床下の音)です。ラダーフレームにリジッドアクスルという古典的な構造で、悪路や大径タイヤの負荷が直接かかります。デファレンシャル、ハブベアリング、ブレーキキャリパーとシュー、ブレーキフルードの漏れ、ウェザーストリップ、フロントガラスのひび割れが各1件で続きます。
軽のJB64より車重があり、タイヤも太いので、足回りの部品には JB64 以上の負荷がかかります。
症状から見る
- オイル漏れ・オイルにじみ3件・監修待ち
多い故障(部品別)
- クラッチ3件 38%主な症状: オイル漏れ・オイルにじみ走行30,000km前後で多い
- アクスルシャフト2件 25%主な症状: オイル漏れ・オイルにじみ
- ブレーキキャリパー1件 13%主な症状: 車の下からビビリ・カタカタ音
- ブレーキフルード1件 13%主な症状: エンジンからガラガラ・カラカラ音
- ブレーキシュー(ドラム)1件 13%主な症状: エンジンからガラガラ・カラカラ音
- クランクシール・カムシール1件 13%主な症状: エンジンからガラガラ・カラカラ音
- デファレンシャル(デフ)1件 13%主な症状: 車の下・床下からの異音
- ハブベアリング1件 13%主な症状: エンジンからガラガラ・カラカラ音
JB43(M13A 1.3L、4AT/5MT、2002〜2018年)
- 型式
JB43- 年式
- 2002〜2018年
- エンジン
- 1.3L 直4 M13A、パートタイム4WD、4AT/5MT
事例は少ない。ベルト鳴きとボールジョイント
事例は3件で、オルタネーター(キュルキュル音)、ボールジョイント(走行中の振動)、ホイール(ギアが入らないという申告と一緒に)です。同じ時期の軽のJB23で多いジャダー(ハンドルが激しく振動する)は、シエラでも同じ見方で、キングピンとハブベアリング、タイヤを疑います。
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このエンジンの監修済み症例はまだありません。「全エンジン」のページも参考にしてください。
多い故障(部品別)
- オルタネーター(発電機)1件 33%主な症状: キュルキュル音(ベルト鳴き)
- ボールジョイント1件 33%主な症状: 走行中のハンドル・車体の振動
- ホイール1件 33%主な症状: 部品の破損・脱落
監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-13
