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ホンダ

フィットシャトルの故障・持病

フィットシャトルは2011年から2015年までの初代(GG7・GG8・GP2)だけの1代で、集めた国内の事例は5件と少ない台数です。エンジン別に分けられるほどの数が集まっていないので、ここでは世代をまとめて、どの部位で相談が来ているかを整理します。件数が少ないぶん「この車はこう壊れる」と言い切れる段階ではなく、あくまで入庫の傾向として読んでください。ハイブリッド(GP2)を含む1代ぶんの事例が、駆動系・足回り・電装に散らばっているのが今の姿です。

型式・エンジンを選ぶと、その車の持病・症例・多い故障に切り替わります。

イラストはイメージです

症状から見る

この車種の監修済み症例はまだありません。

エンジンを問わず出るもの

まず頭に置くのはCVT(無段変速機)です。事例では走行不能・走れないという入り方と、焦げ臭い・ゴム臭いというにおいの訴えが同時に出ています。変速ショック・ギクシャクの訴えも上がっているので、進み方がおかしい・においが出るという二つが重なったら、駆動系から順に見ることになります。

次に多いという言い方ができるほどの差はなく、ヒューズ・リレー、ショックアブソーバー、ホイール、ボディパネル・車体、アライメントがそれぞれ一件ずつです。ヒューズ・リレーの事例はエンジンがかからない(セルが回らない)とハンドルが重いという組み合わせで、電気が来ていない側から疑う形になります。ショックアブソーバーはオイル漏れ・抜け、アライメントは走行中のハンドル・車体の振動として出ています。

部品の破損・脱落は症状として二件と、この車の事例の中では一番多く挙がっている訴え方です。内訳はボディパネル・車体とホイールで、走行中の不具合というより、ぶつけた・縁石に当てたといった外からの力の話に寄っています。年式は2011〜2015年の範囲で、走行距離は事例の記録がそろっておらず、ここでは数字を出せません。

中古で買うとき・長く乗るときに見るところ

中古で見るときは、まず走らせてCVTの様子を確かめます。発進から巡航までの間に変速ショック・ギクシャクが出ないか、止めたあとに焦げ臭い・ゴム臭いにおいが残らないかは、その場で分かる範囲です。事例では走行不能に至ったものもあるので、違和感があれば先に整備工場へ持ち込む判断で構いません。

降りてからはショックアブソーバーのオイル漏れ・抜けと、ホイールの傷や歪みを見ます。走行中のハンドル・車体の振動が出ている車はアライメントの事例につながっているので、まっすぐ走るか、手を軽く添えたときに寄っていかないかも確かめどころです。ボディパネル・車体の破損・脱落が事例に挙がっている以上、下回りやバンパー裏の留め具まで一度は覗いておきたいところです。

長く乗る側では、エンジンがかからない(セルが回らない)ときにヒューズ・リレーが絡んだ事例がある点を覚えておくと回り道が減ります。ハンドルが重いという訴えが同時に出ていたケースなので、症状を二つ以上まとめて伝えてもらえると助かります。ここに書いたのは5件ぶんの傾向で、あなたの車がそうだという話ではありません。確定は点検で。

この車で多い故障(部品別)

集めた整備事例6件のうち、どの部品が原因・交換になったかの割合です。走っている台数あたりの故障率ではありません。

  • ボディパネル・車体1件 17%
    主な症状: 部品の破損・脱落
  • CVT(無段変速機)1件 17%
    主な症状: 走行不能・走れない
  • ヒューズ・リレー1件 17%
    主な症状: エンジンがかからない(セルが回らない)
  • ショックアブソーバー1件 17%
    主な症状: ショックアブソーバーのオイル漏れ・抜け
  • ホイール1件 17%
    主な症状: 部品の破損・脱落
  • アライメント1件 17%
    主な症状: 走行中のハンドル・車体の振動

監修:株式会社たま(関東運輸局長認証工場) 監修日:2026-09-12